■今日の「おすすめ本」■
2020年9月7日
- タイトル
- 世界初をつくり続ける東大教授の 「自分の壁」を越える授業
- 著者
- 生田 幸士
- 出版社
- ダイヤモンド社 (2013/7/26)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
●「世界初」の研究を生み出し続け、東大で「バカゼミ」を
手がける著者が教える、
競争しないで勝ち続けるたったひとつの方法●
なぜ、多くの人は「そこそこ」で終わってしまい、「その他大勢」に
埋もれてしまうのでしょうか。
実は、突き抜け、明らかな結果を出すには<考え方のコツ>があったのです。
考える「方向」を変えれば、その他大勢から抜け出せると言いかえること
もできるでしょう。
では、人とは違う結果を出してきた人は、何をしてきたのでしょうか?
ジョブズのようにビジネスでも、ノマドのように人生でも、
競争しないで勝てるたったひとつの方法、それは、最先端は今までに
ない「ジャンル」を作ることなのです。
今、「そこそこ」でとどまっている人に必要なのは、ジャンルを作る
ためにこそ必要な「バカになる」力なのです。
そして、この「新しいジャンルを作ってその他大勢からはみ出す」
ことと「バカになる」ことは、
考え方を知って練習をすることで誰でもできるようになります。
「世界初」をうみ出し続けつつ、東大名物授業「バカゼミ」を
手がける教授だからこそ見えている、
これから大切な考え方とその道筋とトレーニングのやり方、
私たちが目指していくべきところを面白おかしく語る!
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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ダブルメジャーの人材について、わたしの恩師、 森政弘先生は「π型の人間」という言葉で説明されていました。 みんな専門を2つ持ちなさい。 ちょうど「 | 生田先生は、 「もしかしたら、 「日本でダブルメジャーなんて無理だ。 2つの学科を卒業しなようとしていたら、 就職も遅れるし周りに差をつけ | 2017-08-28 |
これは優等生タイプにとても多いのですが、 とにかくみんな頭でっかちなんですね。 なんでも頭の中だけで考えて、 「できる」とか「できない」の判断を下して | 生田先生は、試作品を作ってみる他、 パッと思いついたアイデアを何パターンもの 「マンガ(絵)」にして、問題点や次なる発想を ひねり出したりしているそうです | 2017-05-11 |
なによりも驚いたのが、アメリカ社会の、 「誰もやっていないから価値がある」 「人と違うことに価値がある」という、 ある意味日本とは正反対の考え方です。 | 生田先生は、 ○「みんな」がやっているものには手をださない ○「みんな」がやっていないからこそ、 そこに可能性を見出し、チャレンジする という | 2017-04-27 |
高校生を相手に自分の研究や考え方についてお話すると、 質疑応答の時間にこんな質問がとんでくることがあります。 「おもしろいロボットやマイクロマシンを | 生田先生は、こんなことも言っておられます。 「いまの日本には「バカ」が不足しているし、 おそらくみなさんにも「バカ」の成分が足りていないはずです。 | 2017-04-26 |