ことば探し
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■今日の「おすすめ本」■

2005年8月24日

 
タイトル
あなたの話はなぜ「通じない」のか
著者
山田 ズーニー
出版社
筑摩書房
おすすめ度
★★★★★ ※おすすめ度について
著者は、小論文などの企画や、教材作りをしてきた論文のプロ。
今は「人が持つかけがえのない力を生かし伸ばすサポートを
するのがライフワーク」とか。
「ほぼ日刊イトイ新聞」に「おとなの小論文教室」を連載中。

著者はこう言っています。

「「何を言うか」よりも、「だれが言うか」が大切で、
 話が通じるためには、日ごろから人の関わり合いの中で、
 自分というメディアの信頼性を高めていく必要がある」
と。
(例えば、同じ記事を書いても、日本経済新聞と東京スポーツの
 では、記事の重みや信頼性が違うということ)

つまり、
「私たちは、何かを伝えようとするとき、伝える内容の方に、
 一生懸命になる。
 しかし、聞く方は、予備知識も含め、あなたというメディア
 全体が放っているものと、発言内容の「足算」で聞いている」
と。

だから、話を聞いてもらうためには、
「自分のメディア力を上げる」ことがとても大切であり、
自分を知り、自分の発言がどう相手に影響を与えるかを
キチンと把握しておく必要がある
と、教えてくれます。

この本には、「自分のメディア力を上げ」て、
「相手に話を聞いてもらう」ための技術、方法、考え方が
具体的に書かれています。

論文を指導している人だけに、論点がはっきりしていて、
筋が通っていて、ものすごく私は勉強になりました。

人に話をする機会が多い人は、読んでみることをおすすめします。
この本からのことば 感想 掲載日
通じ合えないと苦しむとき、 その前提となる信頼関係はあるのか? 初対面でも、長い付き合いでも同じだ。 言葉が無力であるとき、 前提となる信頼関係その 本当にそうだなぁ…と思う。 この本の中では、こうも言っている。 「私たちは、何かを伝えようとするとき、  伝える内容の方に一生懸命になる。  しかし 2006-11-28
自分が理解していないものは、 人に伝えられない。 そうだなぁと思う… 毎日、そう感じる。 自分が理解してないと、 うまく伝えられない、 本当には、伝わらない気がする。 自分のものになっていないと、 2005-07-30
うそは、本当の意味で人を動かさない。 人はそれほど愚かではない。 仮にうそで、相手が自分の思うように 動いたとしたらどうだろう? 相手が愚かしく うーん… きっと詐欺する人にとっては、 これが生き甲斐になるのだと思うが… それはさておき、 私などは、うそを言うと、 言った自分がいやになる。 2005-07-19
十人十色のものの見方がある中で、 自分が話す意味、 他の人が聞く意味がある話をするためには、 自分なりの「決め」がいる。 その「決め」が的確で か この本ではさらに、 自分の「決め」を打ち出すことは、 当然、リスクがともなうと言っている。 自分の「決め」は自分の 「考え」「意見」「色」の表明でも 2005-07-13

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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