■今日の「おすすめ本」■
2006年7月28日
- タイトル
- なぜかやる気が出ない人へ
- 著者
- 斎藤 茂太
- 出版社
- 成美文庫
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
「ゴムは引っ張りすぎれば限界点に達して切れるし、
緩めればダランとしてしまいます。
人間も同じで、「緊張」と「弛緩」のバランスが悪いと、
ストレスで緊張の極みに達するか、
完全な無気力に陥ってしまいます。
何となくやる気が出ない人と言うのは、
「弛緩」の状態に振れているわけです」
と言っていて、そんな視点から、心身の活性化を図るための
ヒントとなるアドバイスを書いている本です。
例えば、
●ほんのわずかでも進歩があればそれでいい
●マイナス思考になるのはなぜだろうか?
●自分が損をしていると考えていないか?
●お金がいくらあっても足りないのはなぜか?
●人の失敗を望めば自分も失敗する
●「よかれ」と思ってしても失敗はある
●うまくいったときのことを思い出す
などなど、
身近な悩みなどが短編で区切られ115項目ほどにわたって
書かれていて、とてもわかりやすくて、読みやすいです。
やる気が出ないような日に、
自分の気になるところだけ読んでもいいかも。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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