■今日の「おすすめ本」■

2007年6月6日

　

タイトル

「思い」が現実をつくる

著者

ジェームズ アレン

出版社

ゴマブックス (2003/11)

おすすめ度

※おすすめ度について

イギリスの思想家である著者が、自分の心と現実を見つめて、心の
知恵を活用し「なりたい自分」になっていこうと提唱している本。
この著者は、イギリスでもかなり謎めいた思想家で、本人のことは
ほとんどわかっていないのですが、トルストイ、プロテスタント
自由主義、仏教などの影響を受けたと言われています。
そして、48歳で亡くなった後、その思想は数々の成功哲学にも受け
継がれ、現在の成功者や自己啓発書、もちろん、多くの人々影響を
与え続けています。

著者は、心について、こう言っています。
「心は、人生の流れを創りだしている「源泉」です。
　どんな思いが心に湧いているか…、泉の状態をしることができる
　のは自分自身です。そして、どのような考えで思いが流れている
　か、泉の流れを見守ることができるのは自分しかありません。
　あなたのだいじな泉が濁らないように注意を向け、美しい流れに
　乗って現実に向かっているかどうか見守ることができるのは、
　唯一、あなただけです。」

例えば、こんな事が書かれています。
　１．人生は「心のあるがまま」に創られている
　２．「思い」が変われば現実が変わる
　３．「心の癖」をなおせば、すべてがうまくいく
　４．人生を変える「レベルアップの法則」
　５．上向きな人生を始める１０のステップ
　６．心から生まれる「原因と結果」の関係
　７．生まれ変わるあなたへのメッセージ

とても澄んだ感じのする本です。
文章も簡潔で、短めでわかりやすく読みやすいです。
心がざわざわしているとき、自分を見つてみたいとき、欲に駆られ
ているとき、自分がキライになりそうなときなど、手にしてみて
ください。きっと、何かを得られると思います。