■今日の「おすすめ本」■
2023年11月26日
- タイトル
- いつも「面倒くさい」と思ってしまうあなたへ
- 著者
- 笹氣 健治
- 出版社
- PHP研究所 (2009/03)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
いる著書が「面倒くさい」「気がのらない」「やる気がしない」
時の心理状態や行動するためのコツを教えてくれる本。
著者は、こう言っています。
「実は、「面倒くさい」と思ってしまう背景には、
以下の心理パターンが働いています。
「何かをやろう、やらなきゃ」と思う
↓
いろいろ考えてしまう
↓
「面倒くさい」という気持ちが生じる
というパターンです。
実は、2番目の「いろいろ考えてしまう」が、「面倒くさい」
と思ってしまうかどうかのわかれ道になっています」
ということで、「面倒くさい」と感じるとき心に浮かんでいる
22の考え方も書かれています。
例えば、「どうせやってもムダだから」「どこから手をつけて
いいかわからない」「なんで私ばっかりやらなきゃいならないの」
などなど。
また、「面倒くさい」の5つのタイプは以下があるそうです。
タイプ1.「後でやればいいや」
タイプ2.「こだわりすぎてイライラ」
タイプ3.「最初の一歩を踏み出せない」
タイプ4.「全部どうでもいい」
タイプ5.「他人の目を意識しすぎる」
こんなタイプの人が、どうすれば前向きに物事に取り組む
ことができるようになるか対処方法も書かれています。
人間心理がわかりやすく書かれていて、心理学を学んだ
ことがない方でもすんなり読めると思います。
自分が「面倒くさい」と思うタイプなら、読んでみる価値
ありのおすすめの一冊です。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
「苦労はしたくない」「楽をしたい」 「無駄な時間を使いたくない」と思っているときは、 「これをやると必ず苦労することになる」 「ムダな時間を使うことは避け | この本によると、 「たいていの場合の「やるメリット」として、 自己成長のチャンスになるという点があげられます。 たとえば、作業遂行スキルが高まることだ | 2010-12-02 |
「こだわりすぎてイライラ」タイプの人が 忘れている非常に大切なことがあります。 それは「すべて自分に都合よくいくことはありえない」 という現実です。 「 | 例えば、自分の思いどおりにいかず、イライラしたとき、 「~のときもあれば、~のときもある」というように、 思い変えてみるといいそうです。 例えば、 | 2010-11-22 |