 「今日のことば」
あなたから見て「尊敬できない上司」も
何かしら理由があってあなたの上にいることは間違いありません。
この人がなぜ今このポジションにいるのかを冷静に見極め、
そこを学びましょう。
先入観を取り払って素直な気持ちで見直すと、
その上司の意外な強みが見えてくるかもしれません。
「上役の上司やクライアントに対する
コミュニケーション能力の高さ」
だったり、
「自分の魅せ方」や「キーパーソンへの根回しの仕方」が
上手なのかもしれません。
もし学ぶべき点がなければ、逆に悪いところを
ピックアップし、あなたの反面教師としましょう。
そして、自分が上司になったら
「これとこれは絶対にやらない」と
心に決めておけばいいのです。(略)
尊敬できない上司からも生意気な部下からも
「学べる」ことがわかれば、
「他人は皆、教科書」という意識が芽生え、
「ただ何となく人と接している」
という無駄な時間はなくなるはずです。
 まゆの感想
仕事をしていると、
「どうしてこんな人が出世しているんだろう?」
「なんでこんな人がこんな役職についているの?」
「こんな人が上司だったら、イヤだろうなぁ、ひどいね〜」
なんて感じること、結構あります。
その会社の人事に??と思ったり、「この会社、大丈夫なの?」
なんて余計なことながら思ったり、ね。
会社に属していたときには、優秀な上司もいましたが、
仕事ができない、無責任、迷惑上司もあちこちにいましたし。
でもそこには、必ず事情や理由があるようです。
私が知っている限りでは、
「そのポジションにつく人がいないから、仕方なく」
「どこの部でもいらないから、次に行くポジションがない」
「売上げだけは上げている」
「部下には偉そうに言うが、上の人にペコペコしてごますりが上手」
「その上や人事に見る目がない」
「創業者の身内だから」
「○○派閥だから」
などなどとよく聞きました。
こんなふうな上司から「学べ」と言われても、
なかなか気持ちが向きませんが、確かに、
自分が持っていない能力を持っている、のだと感じます。
その能力がたとえば、
「恥をしらない」「人間として??」でも、
「売上げ(出世や自分の身を守る)のためなら何でもする」でも。
そして、じっと観察すると、
「この会社で、出世や自分の身を守るなら、
こんなやり方をすればいいのか。
(そのやり方をするかどうかは別にして)
こんな人になりたくないから、反面教師にしよう」
などと見えてきて、何かしら学べることがあると思います。
上司に対してぶつぶつ愚痴ばかりを言っているよりは、
せっかくなので、じっと観察して学んでいきましょう〜
また、逆に若い生意気な部下に対しては、
こんなやり方もあると書かれていました。
参考にしてみてください。
「自分の下に生意気な部下がつくケースもあるでしょう。
ハッキリ言って若い人は優秀です。
それは今に始まったことではなく、人類進化の原則です。
ただ、会社に入ってからの経験値の少なさゆえ、
どうしても頼りなく映り、「若いから使えない」とか
「新米だから無能」に見えてしまうのです。(略)
特に新しい技術については、若い人に敵わないものも多いので、
上手に彼らから学ばなくては自分自身が置いていかれてしまいます。
とはいえ、若い部下が生意気で、素直に教えを乞いにくい場合は、
「マニュアル整備」という名のもと、資料を作成させる方法も
あります。
「君が得意な○○を初心者でもわかる内容で基礎の基礎から
マニュアルに落とし込むこと」
と指示を出し作成させれば、あなただけでなく同じことが
不得意な同僚や上司のため、ひいては会社のために役立ちます」
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