2004-12-31
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すべての問題の中核に「へだたり」があるなのなら、
すべての癒しは「つながり」から生まれる。
(171日目のことば)
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2004-12-30
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外見って、すっごい大切なの。精神論者っていうのは、
「精神さえキレイならいい」
っていうけど、他人の目に精神は見えませんからね(笑)
みんなはね、ひとり、ひとりが、ホントは花なの。
神さまは人間を作ったとき、
男も女も、みんな花として作ったの。
それなのに、学校の先生や親から、
「お前、目立っちゃいけないよ」って
いわれたから、花が草として生きてるの。
それで、花が草として生きるから、つらいの。
だから、洋服を買うとき、
自分が花として見えるような柄撰ばなきゃダメなの。
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2004-12-29
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愛されるために何かをしてしまうと、
相手が愛情を返してくれたとしても、
その思いをほとんど受け取れなくなってしまいます。
何かをしてご褒美や、
お礼のように感じてしまうからです。
また、「これだけやったんだから、もらって当然よ」
「あれだけ頑張ったのに、これしかくれないの?」
という要求をしてしまいます。(略)
人は、
何かをした報酬としてもらった愛情では満足できません。
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2004-12-27
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それが与えられなかったからと言って、
その後のその人の生活が必ず歪むわけではない。
それどころか、その悲しみが、
新しい理想を創る場合も多い。
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2004-12-26
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「いい人」も「まじめな人」も、
その心の裏にはだれからも好かれたい、
嫌われたくないという気持ちが
働いているものです。
そのような気持ちに突き動かされて
他律的に「いい人」「まじめな人」を演じてしまうと、
結局は自己を失ってしまうことになります。
それよりも、
私は私、私は正直に自分のペースで生きると
いうことの方がずっと大切です。
つまり他人の評価に依存し過ぎないということです。
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2004-12-25
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心のやすらぎは、
自分から与えることに全力を傾け、
ほかの人が変わることや、
自分が何かをもらうことを期待しないところから
生まれてくるものです。
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2004-12-24
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人間関係から何が得られるか、
ということは考えないことです。
そのかわり、
その関係のためにあなたに何ができるか、
を考えましょう。
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2004-12-23
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鏡を見ると、たいてい自分の顔が映つるんだよ。
この人が、あなたの神さまなの。
自分のために、
こんなにがんばってくれる人って
いないんだよ。
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2004-12-22
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人間というのは、本質的に本当は
自分をわかってもらいたい、
自分を認めてもらいたいと思う生き物です。
でも、今の子は、
自分の気持をあえて表現しなければ、
相手はなかなかわかってくれないものだということすら
イメージできないほど貧困な感性しか
持ち合わせていません。
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2004-12-21
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明るいだけの人に魅力を感じますか?
人生は明るくもあり、そしてまた暗くもある、
というのが事実であろう。
とするならば、あまりに明るく生きるのも、
これは暗い側面を無視して生きることになる。
それは、暗い側面を見る勇気がないともいえる。
また「ネクラ」と呼ばれ、悩んでばかりいるのも、
人生の暗い側面ばかりを見ているという意味で、
妥当な生き方ではない。
人生は暗いばかりでないはずで、当然、
明るい部分を含んでいるからである。
ただ、それを見る勇気がないだけなのである。
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2004-12-20
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不安が強まったり心配性になっているときほど、
早く結論がほしくなります。
安心したいために、
早く早くと焦って視野が狭くなります。
気がせいているときこそ、
結論を急がずに、ゆっくりと考えるように
心がけてみてください。
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2004-12-19
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これまで私は医者の立場から、明らかに修復不能な状態にまで
立ち至った人間関係をいろいろと見てきた。
カップルのどちらかひとりが、
避けることのできない現実を
受け入れようとしない場合が非常に多く、
捨てられた妻、夫、あるいは恋人が、
まだ本当に愛しているのだと言いつづけ、
相手を引き止めようとするのである。
こうしたケースのどれをとっても、
2人の関係をあきらめたがらない本当の理由は、
本当に愛しているからというよりは、
自分が相手から拒絶されたという事実を
受け入れられないことにあるようだ。
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2004-12-18
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これまでの研究によれば、こうした出だしの悪い口論は、
その間にいかなる緩和策をどちらかが出しても、
必ず悪い結果に落ち着くと出ている。
統計では最初の3分間の会話と夫婦の相互作用を調べるだけで、
96%の確率で結果を予言することができる。
出だしが悪ければ、まず悪い結果に流れて行く。
もし出だしが悪ければ、それを続けるのではなく、
中断し、一息いれて、出だしを正すことだ。
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2004-12-17
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人を拒否するのもつらいし、
人に拒否されるのも不快である。
しかし、人間には誰にでも自己保存本能がある。
それゆえ自分を守るためにノーという権利を
お互いに認めあわないと、
自分を失う不快が生じてくる。
拒否のつらさ・不快さより、
自分を失うつらさ・不快さの方が大である。
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2004-12-16
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現代という時代はどのような家庭でも
何からの「問題」をもっているのではないだろうか。
大切なことは問題があるかないかではなく、
どのようにそれに立ち向かっているか、
ということであろう。
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2004-12-15
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「ひとは、小さなことに大きく悩む」
「悩みは、小さければちいさいほど鋭く刺さる」
人間は、
どうやら災害に対してはしたたかな抵抗力を持っているようです。
ところが人間は、人生の過酷さに比べると、ほとんど、
取るに足らないような日常のトラブルや倦怠に出くわすと、
まるでマッチ棒のようにもろくなってしまいます。
大災害や不運に耐え、人生の過酷な道を歯をくいしばって
歩んできた人間が、ささいな心の傷…
憎しみや嫌悪あるいや羨望、嫉妬や恐怖など…
のために絶望し、心の病にかかり、
最悪の場合は自殺さえ試みるのです。
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2004-12-14
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一説によると人は
一日に18万7000もの考えや思いが頭の中を通り過ぎる
という説もあります。(略)
問題はその考えや思いがどのようなものであるか?ということですね。
それが慈愛にあふれ、肯定的、積極的、楽天的、建設的な思考で
あればよいのですが、そうとも限りません。
なぜなら、
人間は生まれてきてから成人するまで20年間で、
普通の家庭で14万8000回の
否定的・消極的・悲観的・破壊的なメッセージを
シャワーのように浴びているといわれます。
つまり
1日、平均20回くらいその種の言葉を浴びてきているのです。
それが、自分自身の言葉の習慣(口癖)思考の習慣(信念)にも
なりかねません。
すると、
1日18万7000回の考え方や思いのそのほとんどが
自動的にプログラムされてしまって、
否定的・消極的なことで支配されているかもしれないのです。
実際に私たちの周りで話される内容、
報道されるテレビ・新聞などを観察しても、
大方はあなたを積極的・肯定的な方向に向けるとはとても思えません。
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2004-12-13
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長すぎる犠牲は心を冷たい石に変える
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2004-12-12
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自分に非がないとき、罪を感じてはいけません。
罪悪感が頭をもたげてきたら、
そんなふうに感じる必要は全くない、と
自分に言い聞かせてください。
他人の罪をかぶらなければいけないような
気持になってはいけません。(略)
本当にあなたが悪いのですか?
罪悪感をおぼえることと、
ほんとうに悪いことをしたということは別です。
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2004-12-11
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あなたは貧乏オーラが出ていませんか?
自信のなさともつながってくる話ですが、
貧乏オーラ、貧乏くさい考え方は伝染します。
僕のうちでは夫婦ともに貧乏くさい発言は
排除するように徹底しています。
たとえば「どうせ自分は○○だ」とか、
否定的な発言、
たとえば「○○なんて、できるわけない」など、
いいわけやあきらめは絶対に口にしません。
口にすると貧乏オーラが出て、物事がうまく
運ばなくなるからです。
また、口に出さないだけでなく、脳内から完全に
駆逐してしまっているのですが、
このようにしていないと物事はうまくすすみません。
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2004-12-10
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親が年をとっていることを肝に銘じる
あなたが子どものとき、親は「現代的」で「オープン」
だったかもしれません。
けれどあなたが成人した今、両親は、
ひと世代前の人たちであることに配慮しましょう。
そこから起きる対立も、
冷静に受け止めることが大事です。
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2004-12-09
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かみさま
かみさまはうれしいことも
かなしいこともみなみています
このよのなか
みんないいひとばっかりやったら
かみさまもあきてくるんとちがうかな
かみさまが
かしこいひともあほなひともつくるのは
たいくつするからです
やましたみちこ
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2004-12-08
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「ちゃんと言ったのに伝わっていない」ことがなぜ起るのか。
本当にちゃんと言ったのに、相手が聞いていなかったのか。
それとも、彼女がちゃんと伝えていなかったのか、
どちらが悪いのが、事実はわかりません(略)
そこで、まずは交渉事がうまくいった場合と、
トラブルになった場合を、比べてみることにしました。(略)
すると、だんだん自分の対応がまずかったということに
気づいてきました。
たとえば、自分だけが話して、
相手の話を聞いていないことがありました。(略)
それから、おしゃべりな彼女の説明が
くどすぎることもありました。
そのため、相手は聞いているうちにだんだん疲れてきて、
肝心な部分を聞き逃すことがあったようです。
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2004-12-07
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やってもみないうちにあきらめるのかね。
私たちは高い目標を持っているからこそ、
これほど多くのことをやり遂げられるんだ。
さぁ、戻ってもう一度やってみてくれ。
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2004-12-06
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「できない」でなく
「最初の一回がうまくいかない」だけです。
人には等しく能力があります。
最初の一回、二回はうまくいかないだけなんです。
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2004-12-05
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人間には誰しも、こんな人生をおくりたいという
自己実現の欲求があるのですが、
その自己実現の欲求をみたすための条件欲求として、
自分の思いを表現したいという自己表現の欲求があるのです。
そして、この自己実現の欲求が満たされないと、
だんだん人間はイライラしてくるわけです。
みたされない欲求はまず不満を生み、
不満が時に怒りを生む場合さえあります。
それは、困ったことに、
あなただけでなくて、
他の人もそうなのです。
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2004-12-04
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「命」という漢字をバラバラにしてみると、
「人」は「一」度は「叩」かれる、となります。
人生には良いこともあれば悪いこともある。
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2004-12-03
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「彼のジョークってつまらないし、
バカにされている気がする」
残念なことに、このごろでは、
一方にとってだけ「おかしくて」、
相手はつねに「傷ついている」というような
ユーモアが横行しています。(略)
さらに、男女のちがいを比較していくと、
男性はジョークを言うのに、スケープゴート、
つまり「コケにできる人」を用意します。
女性だって茶化したり、風刺したりはするかもしれませんが、
女性のジョークにスケープゴートはあまり登場しないものです。
ほとんどの女性は、他人の不幸を笑うようなジョークには
加わりたくないと思っていますし、
自分たちが男性のジョークのネタにされたときに、
それをおもしろがっているふりも、したくないのです。
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2004-12-02
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たいていの人は、自分より下の人が言うことになど、
熱心に耳を傾けることはしないのである。
たとえば、軽蔑している相手から、
なにがしかの提案がされたと想像していただきたい。
あなたは、社交的な礼儀として、一応は
「なるほど、そうかもしれないね。ふん、ふん」などと
型通りに答えるかもしれない。
しかし、自分の胸に手を当てて、もっと本音をさぐってみよう。
すると、もうひとりの自分が、
心のどこかで嘲笑っているのに気づくはずだ。
「そんなのでうまくいくわけがないだろう」
「生意気なやつだ」
「オレに物を言うなんて十年早いんだよ」などなど。
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2004-12-01
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たいていの人は話しすぎる。
話しすぎる人の多くは最低の聞き手であり、
もっとも退屈な人でもある。
自分で話す時に退屈する人はいない。
他の人の話に退屈することが多いのだ。
私たちは自分が何かを言いたい時に、
相手が話すと退屈するのである。
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