2002-10-31
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何かを「する」ことでなく、なにもしないで「いる」ことのすごさ、という見方で、老人に接することが大切ではないか。何かを「する」ことは、青年期の考え方だ。この考え方に基づく人生観が、近代社会で、あまりにも前面に出過ぎてしまった。老人になっても、この青年期的な考え方では、うまくいかない。
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2002-10-30
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人生における成長は、好むと好まざるにかかわらず、今のあなたを土台にしている。振り出しに戻ることはできない。従って、あるがままのあなたを受け入れ、そこから始めることだ。
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2002-10-29
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あなたが好む生き方をしている人からだけ、アドバイスを受けるようにしよう。
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2002-10-28
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毎日、損得抜きのことを何かしよう。
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2002-10-27
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人間の現実が最も良いものも、最も劣ったものをも含んでいる、ということを認めて容認すれば、まさにそれが人間的なことである。
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2002-10-26
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欠陥と完成
自己が空虚でありながら、
空虚と知らぬ憐れさ
さざえのように蓋をしめて
なんにも入れぬあわれさ
他の欠陥だけせめて
自己を充たそうとしない憐れさ
徳の目はうちにかがやき
愛の手は外に伸ぶ
欠陥を悟ったとき
完成への歩みが始まる
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2002-10-25
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「正しくありたい」と思うあまり、その目標を達するために、他人を悪者にしたがる傾向を私達は持っています。人生の困難を、他人のせいにして相手を攻撃することをよくやります。「非難」「罪悪感」「正当化した怒り」を使って、「まちがっているのは相手で、自分は正しい」ことを証明しようと懸命に戦うのです。「正しくありたい」と執着しているかぎり、幸福や心のやすらぎや愛を体験するのは無理です。
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2002-10-24
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愛はお互いを見つめ合うことでなく、ともに同じ方向を見つめることである。
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2002-10-23
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目には愛を語る能力がある。
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2002-10-22
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みっともなく生きて、みっともなく死ぬ。
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2002-10-21
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大げさな宣伝をせず、見返りも期待しないで、相手が予期してない親切な行為をすると、その人たちだけでなく、自分自身も幸せになれる。
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2002-10-20
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失敗せずに学ぶことはできないと思います。みんなね、自分だけが、よく失敗すると思っているんです。そんなことはないんですよ。みんな失敗してるわけです。ただ、そういうことは、ほどんど話しませんからね、みんな。カッコわるすぎて。
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2002-10-19
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ものごとがうまくいかないと、たいていの人が言い訳をする。
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2002-10-18
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意味のわからない活動は、人間の心を傷つけ、痛ませる。働くことに喜びを感じる人がある。それは意味がわかってのことである。
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2002-10-17
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ぼんやりした目標しかもたない人間は、ぼんやりした目標を超えられない。
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2002-10-16
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人間は自らの心構えを変えることことで、その生活を変えることができる。
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2002-10-15
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焦らず、諦めず…諦めず、やればできる。
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2002-10-14
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人間なんて変わらない。だが……現在の我々の文化で常識となっている価値基準とは異なった価値基準を携えた新しい型の人々が増加しつつあり、過去を打ち破った生き方、実存を示している。
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2002-10-13
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ボールから目を離すな
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2002-10-12
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人に何かを教えることはできない。
人が自分の中に見つけようとするのを、
横から手を貸して助けてやるだけ。
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2002-10-11
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人生とは、物事がうまくいくかどうかを確かめようとしてやってみることだ。
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2002-10-10
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変化とは人生にとって単に必要なものであるだけではなく、変化こそが人生なのだ。
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2002-10-09
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よいアイデアを得る最良の道は、たくさんのアイデアを持つことである。
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2002-10-08
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人間はもともと寂しい存在ですから、どこかにぬくもりを求めるというのは当然のことです。しかし、すぐに次の人間関係をつくるのではなく、時間をかけて人間関係を模索した方がいいと思います。血縁でも、地縁でもなく…私は問題縁と呼んでいますが…、自分が持っている問題を分かち合えるような人々の中でぬくもりを得ることが出来ればいいのではないでしょうか。
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2002-10-07
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困難、壁にぶつかってはじめて人は、自分の姿が見えてくるものです。まさに「なんじ自身を知れ」です。ですから、困難を避けようとせず、それに直面する勇気をもって欲しいものです。まさに、そこで自分の身の丈に合った自尊心に落ち着き、等身大の自分の姿が見えてくるのです。
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2002-10-06
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「……すべきです」「当然……に決まっています」こんな言葉はプライドの高い人がよく使う。そんな彼らに「君は間違っている」と指導しても頑固になるだけで問題解決にはならない。「なぜすべきなのだろう」「では考えてみよう」と一緒に解決方法を模索することが得策だ。
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2002-10-05
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誰もが、意識するとしないとにかかわらず、確信がもてず、寂しさを感じ、満たされることを求めつつ、要求や欲求の煩悶を抑えているのである。時には、行く手に霧がかかっていたり、濡れてすべりやすくなっていたりして、せっかくの希望が阻害されることもある。感じられるのは恐怖心ばかり、目に見えるのは暗闇ばかりということもある。
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2002-10-03
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感情を抑えるたびに、胃に点数が加算される。
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2002-10-02
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物事はほんとうにうまくやれるようになったときには終わりなのである。
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2002-10-01
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下手でもこころを燃やせるものなら、ぜったいにやり続けよう。
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