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出典名: | パッチ・アダムス いま、みんなに伝えたいこと |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 人生・生き方 | ||
副題: | 愛と笑いと癒し | ||
著者: | パッチ・アダムス | ||
訳者: | 高柳 和江 | ||
出版社: | 主婦の友社 | ||
本の内容: | 映画「パッチ・アダムス」は、ほとんど実話に基づいています。 あの映画のために、パッチは1700もの実例を語り、 映画で取り上げられたことは、本当に本の一部の一部らしい。 パッチ・アダムスは、愛とユーモアを治療の根底におき、 無料で診療する共同体形式の病院施設を作り、多くの病気で 苦しんでいる人に生きる勇気と楽しさを与えたいと、 その実現のために、世界中を回って講演をしたりしています。 もちろん、自分の稼いだお金は、全部この病院設立資金に 当てており、自分の生活費は、年間4800ドルだという。 (日本円で、大体53万円くらい、年間ですよ) そして、ついに、 その「夢の病院」をウエストバージニア州ポカホンタスに 建てることができたのです。(まだ完成には至ってないようです) そのパッチはこう言っています。 「「帰られるようにがんばろう」とか「変えられたらいいのに」 では全然だめだ。いいかい、そんな中途半端はクソの役にも 立たないぞ。 「私が変える」と本心から思うこと、そしてそれを行動に 移すこと。見ていてごらん、すばらしい仲間が 集まってくるから。 夢をあきらめるなんてもったいなくて、ぼくにはとても できない相談だ」 今の医療のあり方を批判し(例えば、今の医療では、初診が 6分くらいで、パッチは一人に3~4時間かけると言う) 警鐘を鳴らし続けながら、どうにもならないなら、 自分で自分が思うような病院を建てようと、1971年から 夢を追い続け、やっと近年その夢の病院が建てられたのです。 どんな病院なんでしょう… 私もいつか、「夢の病院」に行ってみたいと思います。 この医療に対するパッチの姿勢に賛同する人は、日本でも 多く、パッチの信念をうけて、日本でも医療変革の動きが 出てきています。 |