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出典名: |
不動心 |
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おすすめ度: |
    ※おすすめ度について |
本のカテゴリ: |
古典・悟り |
副題: |
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著者: |
アウレリウス |
訳者: |
草柳 大蔵 |
出版社: |
三笠書房 |
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本の内容: |
『あなたはわきがや口臭のある人間に腹を立てているのか。
いったい彼にどうせよというのだ。
彼にしたって好きこのんでわきがや口臭を漂わせているわけではない。
「しかし分別ある人間なら、ちょっと考えただけで何か他人の気に
さわるかぐらいわかりそうなはずだ」
もっともな意見だ。だが、あなただって分別があるのだから、
その分別を使って相手に悟らせてみてはどうだ。
きちんと説明して気づかせればいいのではないか』
これは、121年に生まれた、
ローマ5賢帝の一人マルクス・アウレリウスのことばです。
その頃にも、今と同じような悩みがあったのですね(笑)
もっとも、こんな深いこともちゃんと言ってます。
「時は流れる川である。
生きとしいけるものすべてが、容赦なくその流れに運ばれていく。
今見えたとおもったものがあっという間に過ぎ去り、
また何かが運ばれてきたかと思うと、すぐに波に押し流されてしまう」
いつの時代も…生きることは無常だったのですね…
こんな、話がたくさん書いてあって、とても勉強になります。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
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