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出典名: |
それでも人生にイエスと言う |
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おすすめ度: |
    ※おすすめ度について |
本のカテゴリ: |
人生・生き方 |
副題: |
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著者: |
V.E.フランクル |
訳者: |
山田 邦男・松田 美佳 |
出版社: |
春秋社 |
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本の内容: |
この本は、アウシュビッツ「強制収容所」を体験した心理学者であり、
実存分析の創始者のフランクルが、強制収容所から解放された翌年に、
市民大学で行った講演をまとめてあります。
アウシュビッツの強制収容所で、囚人として扱われ、すべてのものを
奪われ、明日生きているかどうかわからない極限の中で、
フランクルたちはこう思ったと言います。
「私たちは、苦悩や、問題や、葛藤なしには生きてはいけないような
状態をどれほど切望したことでしょうか。
たしかに苦悩しなければならないけれども、ともかく人間に
ふさわしく意味のある苦悩が課せられている状態をどれほど、
切望したことでしょうか」
そして、最後にこう言っています。
「人間はあやゆることにもかかわらず、困窮と死にもかかわらず
身体的心理的な病気の苦悩にもかかわらず、また強制収容所の
運命の下にあったとしても……
人生にイエスと言うことができるのです」と。
私はこの、「それでも人生にイエスと言う」ということばが好きで、
お腹の底から響いて、力になってくれて…座右の銘となっています。
なにがあっても、それでも「人生にイエス」と言おうではありませんか。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
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