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出典名: | 創造的脱力 |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 社会の流れ・全般 | ||
副題: | かたい社会に変化をつくる、ゆるいコミュニケーション論 | ||
著者: | 若新 雄純 | ||
訳者: | |||
出版社: | 光文社 (2015/11/17) | ||
本の内容: | ≪本の紹介文≫ 【ゆるめると、「新しい何か」ができる?】 ◎内容紹介 従来のよくできた社会システムの多くは、 どうやら耐用年数がすぎ、人や組織の在り方 を窮屈にしてしまっている。 私たちの日常に多様なスタイルや解放的な文化を つくりだしていくには、この「かたい社会」の システムや人間関係を、中心ではなく周辺部分から ゆるめていく脱力的なアプローチが不可欠になる。 白黒をはっきりつける二項対立的思考や問題解決手法 には限界があり、ズレや違いを認め周囲と柔軟に 関わり合い、試行錯誤しながら変化と広がりをつくっていく 「ゆるいコミュニケーション」が必要だ。 ゆるい就職・NEET株式会社・鯖江市役所JK課…… 数々の実験的プロジェクトの実態と、そこに生まれる ゆらぎやとまどい、それに携わった当事者のリアルで生々しい 感情の交錯などから「新しい何か」の萌芽を探っていく。 ◎目次 〈序 章〉破壊しないで、「脱力」する 壊すのではなく、ゆるめる/「創造的脱力」の入り口/etc. 〈第一章〉「グラデーション」をつくる ―― 自意識過剰で偏屈な僕の、研究と実験 週休四日・月収一五万円の「ゆるい就職」 /自分を明確にする、「余白」の時間/選択肢を提案し、 社会に「グラデーション」をつくる/「自分」を 主体的に生きるとは/答えなんてない、脱力的な実験/etc. 〈第二章〉JKが主役の、ゆるいまちづくり JKが主役の、脱力的空間/「教えない」関係性 /大人も一緒に悩む/ゆるい市民が教えてくれる、 「日常」の感覚/「ゆるさ」をまちの魅力に/etc. 【特別鼎談】 鯖江市役所JK課・学校帰りに市役所へ行こう 〈第三章〉ニートだけの、ゆるすぎる会社 ニートは、救世主になれるのか? /問題を解決するのではなく、現象とただ付き合う /一六六人のニートが取締役に/期待を裏切らない、 クオリティの低いサービス/〝限りなく憎しみに近い愛〞 社精神/etc. 【特別対談】 NEET株式会社・まともな会社にはまねができない 〈第四章〉ズレた若者たちの、いろいろな就職 「あたりまえ」がおかしい/マッチングよりも、 リレーションシップ/ナルシストは、グローバル人材 なのか/「ゆるい就職」のその後/期待に制約を設けない/etc. 【特別対談】 就活アウトロー採用・誰かの役に 立っているという自己満足 〈終 章〉かたい社会に変化をつくる |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
僕たちはしばしば、 世間の批判や評判を気にするあまり 「これくらいなら正解に近いだろう」 | さらに、若新さんは、 「「枠」からはみだそうとする行為や表現に | 2024-04-18 |
「ゆるいコミュニケーション」とは。 「ゆるい」というのは、 「いい加減」だということでは | 「ゆるいコミュニケーション」は、 ややこしい時代を人間らしく生き抜 | 2024-04-16 |