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出典名: | アーベル指輪のおまじない |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 子供・家族 | ||
副題: | 登校拒否児とともに生きて | ||
著者: | 横湯 園子 | ||
訳者: | |||
出版社: | 岩波書店 | ||
本の内容: | 臨床教育学者の著者が「登校を拒否する子、学校に行かない子」や その周りの人々の苦しみや、温かい心の交流を書いた本。 著者は、子どもたちの通訳者でありたいと言っています。 子どもたちの本当の声や、家族の思い、あり方、学校について とても示唆深いことが書かれています。 例えば、 「登校拒否状態から脱出するまでには 長い時間がかかるのは確かである。 親子ともに辛い期間がつづくに違いない。 せめてその期間の罪責感と焦燥感を減らしてあげたい、 どうせこもるのなら豊かにこもらせてあげたい、 豊かにこもれば豊かに脱皮するだろう」 「人間は他人の視線にさらされることのない秘密の領域が 保障されることによって、自分の中に自分の居場所をつくるのであり、 子どもも例外ではない。 もし、人間の内面に秘密が許されなかったら、人間はどのように 自分を守り、存在させていったらよいのだろうか」 などなど、人間をとても温かい目で見守ってくれるように感じます。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
「待つ」と言うことは、放ってしまうことではない。 | 気がついてくれるのを「待つ」成長するのを「待つ」時期が満ちるのを「 | 2002-07-28 |