 |
|
 |
出典名: |
正しく生きる |
|
おすすめ度: |
    ※おすすめ度について |
本のカテゴリ: |
人生・生き方 |
副題: |
人として大切なことは何か |
著者: |
鍵山 秀三郎 |
訳者: |
|
出版社: |
アスコム (2010/11/19) |
|
本の内容: |
イエローハットの創業者で、「日本を美しくする会・各地区掃除に
学ぶ会」の発起人である著者が、人として大切なことはなにかを
教えてくれる本。
著者は、こう言っています。
「目に見えないものは、目に見えるものよりも大切なことが多く
あります。
そして、その「見えないもの」を見る方法はあります。
「人の心」は目には見えませんが「心遣い」は目に見えます。
「人の思い」も目に見えませんが「思いやり」という形で
見ることができます。
「気」も同様に、「気配り」という形で見ることができます。
目に見えないものを、さまざまな形で見る。
これが「配慮」であり、かつての日本の社会は、そうやって
穏やかな社会をつくってきました。
いま、それがなくなったため、人間関係が希薄になって、
混乱しています。
だから、暮らしにくい世の中になっているのです。
「あ・うん」の呼吸という言葉がありますが、ちょっとした
「思いやり」と「気遣い」が世の中に満ちていけば、穏やかに
暮らせる社会が実現するはずです」
例えば、こんなことが書かれています。
○異常な環境に慣れる、心も異常になる
○能力重視のツケが回ってきた社会
○人との比較から不幸はじまる
○人を喜ばせることが、自分の心を穏やかにする
○人の価値はその美学によってきまる
○経済理論だけではうまくいかない
○富者は仁ならず、仁者は富ならず
○やった人にしかわからないことがある
背筋が伸びるようなことが書かれている本です。時々読み返し
自分の生き方の反省をしています。
人としてなくしたくない、大切なことがいっぱい書かれています。
じっくりと読んでみることおすすめします。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
|  |