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出典名: | 鈍感力 |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 人生・生き方 | ||
副題: | 不透明な現代を生きぬくヒント | ||
著者: | 渡辺 淳一 | ||
訳者: | |||
出版社: | 集英社 (2010/3/19) | ||
本の内容: | 『失楽園』や『愛の流刑地』の著者が、複雑な今を生き抜く知恵 として「鈍感力」を語っている本。著者の出会いや苦い経験から 導き出したエッセイ集で、ベストセラー本。 著者は、こう言っています。 「鋭いとか、シャープであることだけが才能ではありません。 それ以上に、些細なことで揺るがない鈍感さこそ、生きていく うえでもっとも大切で、基本になる才能です。 そして、この鈍感力があってこそ、鋭さやナイーヴさも、本当 の才能となって輝きだすのです。 人間が成功するかしないかは、必ずしも才能だけではないと いうことです。いいかえると、才能どおりに成功するわけでは ない、といってもいいでしょう。才能は必要ですが、それを 大きくして磨いていくのは、したたかで鋭い鈍感力です」 例えば、こんなことが書かれています。 ◎ある才能の喪失 ◎五感の鋭さ ◎図にのる才能 ◎愛の女神を射とめるために ◎結婚生活を維持するために ◎ガンに強くなるために ◎会社で生き抜くために ◎母性愛、この偉大なる鈍感力 著者の体験や見てきた世界の状景をもとに、具体的事例をあげ 鈍感力を持っていると持っていない人の対比が書かれていますが 正直なところ、これを鈍感力といっていいのかどうか、??と 思うことも多かったです。 今を生き抜く知恵というより、エッセイとして、さらりの読む分 にはいいと思います。 |