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出典名: | がばいばあちゃん 幸せの教え |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | エッセイ・ノンフィクション | ||
副題: | 本当の豊かさはお金をもっていることじゃない | ||
著者: | 島田 洋七 | ||
訳者: | |||
出版社: | ヴィレッジブックス (2007/12) | ||
本の内容: | 漫才コンビ「B&B」の島田洋七さんの少年時代を書いた本で、 知ってる方も多いと思います。 島田洋七(本名/徳永昭弘)少年は、小学校2年のときに、訳あっ てなかば強制的に、佐賀に住む母方のばあちゃんのところにあずけ られます。このばあちゃんが「がばい(すごい)ばあちゃん」で このばあちゃんもらった元気になる言葉、生きるための智恵となる 言葉などを著者の考え方も含めて、まとめて書いてある本です。 洋七さんは、こんなことを言っています。 「今、日本の世の中は拝金主義になってしまったと感じます。 つまりは見た目だけ繕っておけば、中身はどうでもいいという 考え方です。 「型が古くなったから捨ててしまおう」 ゴミの集積所に山と積まれている家電ゴミの約4%が何の修理も なく使えるそうです。いつから日本は無駄遣いが格好良いと見ら れる文化になってしまったんだろう。 「海外旅行に行けなくなるから、子どもは1人しか作りません」 なぜ自分のくだらない見栄のために、本当に大切なものを捨てて しまうんだろう。 「お金がないから不幸だ」 お金なんてなくても、幸せは自分の心が決めるんだ。 本当の豊かさとは、たくさんお金を持つことじゃない。 ありきたりですが、1番大切なのは、心がいかに豊かであるか ばあちゃんは、、私にそんなことを強く教えてくれました。 お金は一瞬しか喜びをもたらしませんが、すばらしい考え方や 言葉はずっとずっと喜びを与え続けてくれるもんです。 この本には、ばあちゃんの優しくて楽観的なアドバイスが つまっています」 例えば、こんなことが67書かれています。 ◎「世間の目」は、たかが200人 ◎「継続は力なり」は嘘 ◎人間はみんな滑稽な存在 ◎貧乏人は準備体操 ◎世の中に偉い人はいない ◎金持ちも吹雪にあう ◎「キレイ」も一瞬で過ぎ去る ◎空の色は「青」じゃない ◎頭のいい人も必要、アホも必要 ◎嫌われるほど働く むずかしい言葉なんて書かれてないし、面白い本ですが、それで いて、ずしっと、思いが伝わってくる本です。 おすすめの一冊です。読みやすいので、本を読むのが苦手という 方でも、すんなり楽しく読めると思います。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
「人間ちゅうのは 頭がええ人も必要やし、 アホも必要。 必要じゃない人なんかいない」 | がばいばあちゃんの本は、 ときどき読み返したくなる本で、 読んでは、 | 2021-12-20 |
ばあちゃんは、いつも笑いながら諭してくれました。 「そんな出来事は生きていたら、いくらでもある。 | いろんなことが起こり、いろんなことがある… これが一段落ついたと思 | 2010-01-28 |
大した顔じゃないアイドルでも売れているじゃないですか。 ヘタすれば自分のほうがカワイイと思う子もい | やってみて失敗したら、 「へへ、やっぱりダメだったかぁ」 「ありゃこ | 2009-12-11 |