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出典名: | 人生の「お荷物」を捨てる方法 |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 人生・生き方 | ||
副題: | 迷って、捨てて、本当の自分を生きる智恵 | ||
著者: | ひろ さちや | ||
訳者: | |||
出版社: | 青春出版社 (2007/11/1) | ||
本の内容: | 宗教思想家の著者が、生きるために「重荷となっているもの」を どうしたら捨てることができるか、その方法、考え方などを 宗教的観点、深い見方から教えてくれる本。 著者は、こう言っています。 「物差しってありますよね。私たち人間が持っている「世の中の 物差し」って、実はゴム紐でできているんです。 たとえば、誰かともめた時、 「あの人が悪い。私もちょっとだけ悪いけど、あの人ほどじゃ ない」というふうに、見方によって伸び縮みするんです。 他人には厳しく、自分に甘くなったりね。 それに対して、宗教の物差しは、しっかり目盛りがあって、 正確にものを測るというような物差しじゃないんです。 いわば目盛りのない物差し。測らない物差しです。 だから、明るい性格と暗い性格とどっちがいいか、なんて測り ません。どっちだっていいんです。 苦しみながら生きるのと、安楽に生きるのと、どっちがいいも ない。どっちだっていいんですよ」 人間は、この物差し、しかも自分が持っている物差しにとても 左右されているとか。 例えば、こんなことが書かれています。 ○世の中の役に立たなくていい ・病気のままでも健康に生きる ・「そのまんま」という生き方を知る ・人生の旅にゴールはない ○生きたいように生きればいい ・もう一度、家族の時間を取り戻す ・「希望の先取り」が不幸を招く ・不登校、引きこもり子の感性 ・先々のことなんて心配しなくていい ○すべて「自分の都合」でいい ・お金は「自分の事情」で勝手にやろう ・本気で働かなくてもいい なるほどそう考えれば、そういう見方もできるのか、そういう 生き方もありか…と宗教の持つ深い意味を感じられる本です。 好きずきある本だと思います。 今、がんばっている方にはおすすめしません。 ややお疲れモードに入っている中年以降の方におすすめです。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
今の日本は企業の目で人を選別して、 「この人は役に立つ」「この人は役に立たない」 などと、まるで | こんなふうに、人を選別していることや、 商品化していることは、多い | 2009-11-09 |