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出典名: | 大人になると忘れてしまう大切なこと |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | ことば集・教訓 | ||
副題: | 頬笑まなければえくぼはできないよ | ||
著者: | シンシア・コップランド ルイス | ||
訳者: | 和田 文裕 | ||
出版社: | PHP研究所 (1999/09) | ||
本の内容: | 著者は、1人の母親ですが、こんなふうに語っています。 「私は母親として子供たちに教えたことより多くのことを、彼らか ら教えられました。大人である私が悩んだり、落ち込んだりして いる問題も、子供たちが遊びながら話していることに耳を傾けて いると、思わぬところで思わぬことに気づいて「ああ、そうだっ たのか」と驚くことがあるのです。(略) あなたはかわいい子供から、大人になるにつれて忘れてしまった 大切なことを学ぶことができます。」 ということで、子供たちが教えてくれた、機知に富み、面白く、無 邪気ではあるが100%懸命な知恵を集めた本だということです。 例えばこんな「ことば」たちが書かれています。 「力ずくで友だちの持っているボールをぶんどることはできるよ。 でも、そのボールで遊ぶ相手がいなくなっちゃうよ」 「おばあさんは、ほかの人と違って同じ話を何回でも聞いてくれる から好き」 「自信がなくても思いきって補助輪をはずさなくちゃ。 いつまでたっても自転車には乗れないよ。」 「1つのネットで2匹のチョウチョをつかまえようとしても、 2匹とも逃げちゃうよ」 「きれいな花も、トゲのある木も、同じ土から育つんだ」 「お金とちがって時間はためることができないね」 などなど、深いことばがいっぱい書かれていて、思わず、 「おおっ」と思ってしまいます。子供たちも…深いなぁと。 大きな文字、短い文なので、あっという間に、笑って読めちゃいま す。本が苦手な方にもおすすめの本です。 気軽に読んでみてはいかがでしょう。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
○まちがえて他の人のカバンを持つまでは、 自分のカバンが一番重たいと 思っているんじゃない。 | この本は、子どもたちのことばをまとめたものです。 なかなか示唆深く | 2007-01-08 |