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出典名: | いつもカヤの外にいると思う人たち |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 人間・人間関係 | ||
副題: | 「拒絶恐怖症」という心のくせ | ||
著者: | イレーン・サベージ | ||
訳者: | 沢木 昇 | ||
出版社: | 扶桑社 | ||
本の内容: | 家族心理学、カウンセリング権威の著者が書いた「拒絶恐怖症」の本。 著者は「拒絶に過敏な人のためのワークショップ」の集団療法に取り 組んでいて、その事例や体験から、この本をまとめたということです。 拒絶恐怖症とは… 「他人のささいな言動が自分に対する拒絶と思えてしまう。相手の ほんのちっぽけな拒絶がきわめて耐えがたい。沈黙している、賛同 されない、誘われないだけで、自分は否定されたと思い、傷ついて しまう…これらはすべて「拒絶恐怖症」という心のくせなのです」 この拒絶恐怖症の後ろには、過去の体験があると著者は言っています。 著者はこう言っています。 「幼いときに受け止めた「拒絶」のメッセージの正体を明らかにし、 さらに、このメッセージに基づいて、子どもなりに自分で作り あげた〈自分観〉〈世界観〉を探ってみましょう。 もしかしたら、苦痛や恐怖から身を守ろうと、当時の環境に適応 したはいいけれど、適応しすぎて、そのままになっている自分に 気づく人もいるかもしれなせん。(略) 本書を活用して、自分という人間を、新しい光りの中で見直して みてください。」 すぐに人から拒絶されたと思ってしまう人、子ども頃のトラウマが ある人、アダルトチルドレンと思っている人は読んでみるといいかも。 多くの事例が書いてあり、なるほどこんなことだったかも…と、 納得することが多いと思います。 ちょっと厚めの本なので、読むのに時間がかかるかも知れませんが、 読んでみる価値がある本だと思います。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
愛情表現のスタイルは、人によりさまざまです。 人の数だけスタイルがあると言っていいくらいです。 | この本の中にこんな事例が出てきます。 女性の方は、7人家族でいつも | 2006-08-19 |
「相手の言葉を上手に確認しあう方法」 まず「相手を責めるのが目的ではない」という 前提を忘れ | この自分を主体にして話す(私メッセージ=一人称)は、 とても多くの | 2006-05-20 |
被害者意識というのは、本人にとっても やっかいなものです。 それだけはありません。 被害者意識 | 人はみな、〈迫害者〉〈救援者〉〈被害者〉に なりうるということです | 2006-04-03 |