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出典名: | 夫の心理 妻の心理 |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 愛・夫婦・結婚 | ||
副題: | 男と女の「最高の関係」を築く法 | ||
著者: | 近藤 裕 | ||
訳者: | |||
出版社: | 三笠書房 | ||
本の内容: | 「夫の妻の心理学」の改訂版になります。 少し、加筆、編集されていますが、基本的には同じです。 結婚生活のベテランカウンセラーの著者が書いた本です。 かなり古い本(1981年)に書かれた本ですが、書いてある 内容は、決して古いものではありません。 ただ、この本は、夫婦関係の基本的な原理を心理学の 観点から書いたものなので、夫婦関係の「基本的心理」を 知りたい方に、おすすめです。 交流分析に基づいた人間関係のあり方、夫婦のあり方、 夫婦関係のコミュニケーションと性生活についてなどが 書かれています。 この中で著者は、性生活についてこう言っています。 「人間の性生活というものは、他人様の意見や、体験が どうあれ、自分たちの体験が満足できるものであれば、 それでよいのだ。 他人の意見や、世間一般の基準などというものを気に する必要はないのである。(略) 性生活の基準などというものは、人の性生活を殺す ものではなく、生かすことに本来の価値がある。 つまり、世間の基準に支配された性生活を送るのではなく、 逆に、自分の性生活の中から、自分にふさわしい基準を 作り出していけばよいのである」 著者は、多くの「性生活の技術」だけを取り上げる、 情報やメディアに多くの人が支配されていて、自分たちの 満足できる性生活を見いだせないでいると言っています。 とても参考になる本ですが、ちょっと専門的なので、 読みづらいかも知れません。でも、参考になることがいっぱい 書かれています。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
人は、1つのことをいいながら、 その裏で別のことをいい表したいということ、 つまり、 ダブ | 「ダブルメッセージ」は使っていることがある。 それも、気がつかない | 2006-11-01 |
自分の弱点をさらけ出しても、拒絶されたり、 裁かれたり、非難されるということがなく、 そのままの | すごく理想的な関係かもしれないが、 こういうことが人間関係、特に、 | 2006-09-30 |