■今日の「おすすめ本」■
2009年1月13日
- タイトル
- 話し方! こう変えればうまくいく パワートーク36の技術
- 著者
- ジョージ・ウォルサー
- 出版社
- ダイヤモンド社
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
な権威。言い方一つで、相手の対応が違ってくると言うことを一つ
ひとつ事例をあげて、ていねいに教えてくれます。
例えば、こんな事例です。
「イライラさせられるな。何度も説明したのに、まだわからないの
か?」
この言い方を、こう変えてみるとどうでしょう。
「お互い言っていることが理解できないと、イライラするものだね。
どのあたりを、もう少し詳しく説明したらいいかな?」
どちらが、相手が冷静になり、協力的になるでしょう?
また、例えば名前を忘れた時の言い方は…
「たいへん申し訳ありません。あなたのお名前をご存じ上げている
はずなのですが、どうしても思い出せないのです」
と言うより、
「お会いできてうれしいです。私は○○です。」
「もう一度、お名前を教えてください」
と、素直に言った方が、いい印象を与えるとか。
また、会話に名前を入れ込むと相手にいい印象を与えるが、その秘
訣は、相手が名乗ったとき、次は会話の途中、そして最後は会話を
終える時、の3回使うことだそうです。
ちょっと言い方一つ、ちょっとした心遣いで相手の対応が違ってく
ることを事例をもって教えてくれます。
ただ、このスキルを身につけるのは、正直相当な訓練が必要だと
思いました。事実、この著者自身も、自分が自分の言ったことを実
行することがとても大変だったと吐露しています。
しかしながら、とても実践的な事例が多くとても参考になります。
何かを言うとき目線を変えるみる、言い方をポジティブに変えてみ
る、そんなヒントがいっぱいの本です。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
本当は同意したくないのに、 中途半端な気持ちで同意すれば、 必ず後悔することになる。 私たちは誰でも、 本当はやりたくない仕事や雑用を 引き受 | 納得しないことを断れずに引き受けたり、 気分の進まない仕事を押しつけられて、 なぜこんなことを、私がしなければならないのか、と ぶつぶつ言いつつ、仕事をし | 2007-03-01 |
誰でも、人に非難されたり反対されればおもしろくない。 自分の意見や提案に「反対だ」と言われれば、 つい、態度を硬化させたり、けんか腰になったりする。 | 心の中で「それは全く反対だ」と思っても、 「自分の意見のほうが相手の意見より 優っていると主張するより、人の意見も 受け入れて、自分の意見といっし | 2006-06-16 |
コラムニストで起業家としても成功した ハービィ・マッケイはこう言う。 「『それは、私がやりましょう』 と言う人には、必ず陽があたる」 | この本では、このほかの言い方で 「私に任せてください」 「私が承ります」 などが紹介されている。 やれる自信があって、 その仕事に全責任を取る覚悟 | 2006-03-17 |