■今日の「おすすめ本」■
2009年9月21日
- タイトル
- すべてが私を待っている。何も急ぐことはない。
- 著者
- 岡崎 光洋
- 出版社
- 新風舎
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
「読めたら楽になる本」を書きたかったということで書いた、病気の時に
気持ちを楽にするために読むといい本。
著者はこう言っています。
「大病や障害を負ったら…この世や、出来事、人を、自分を、
呪って、恨んで、怒って、罵る。繰り返し、そうしまくる。
まずは、これだと思います。
「くっそ~!」と怒らないと。(略)
「くそ!この病気の野郎!」と文句の2つや3つ、4つや5つ、
言いたくなって当然です。
実際は、腹を立てたところでどうしようもないのですが、
「何で私がこんな病気のおかげでいやな思いをしなきゃいけないんだ!」
という気持ちを持つことは、とても大事だと思います」
こんなことが書いてあります。
1.重病を伝えられた時
2.「病」の意味を探る
3.闘病生活という日常
4.「病」の価値を考える
5.病を受け容れるということ
6.病床の心理学
7.痛みをめぐって
8.家族との関わり、人との関係
9.死を迎える時にこそ考える
短めで、心にすっと入ってくる言葉なども紹介してくれます。
読むと、ちょっと楽になれると思います。
病気になったら、読んでみるといいかも。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
病のなかで感じた孤独は、 人間のありのままの姿なのではないか、 また、そうであるからこそ、病人は、 人のありようの一端がわかり 他人と本当に関係を持つこ | さらに、この本では、健康と病についてこう言っています。 「健康は、例えば親の愛のように「なくなる」ことでしか 「ある」ことがわからない大切なもののよう | 2013-10-22 |
どっちへどうころんでもわが生命。 (内田興正「自己」より 人は、自分の意思で生まれてきたわけでもなく、 自分の思考で生死をコントロールしているわけで | どっちへころんでも、自分の生命、自分の人生… じたばたしても、あがいても、 あの道を行こうが、この道を行こうが、 これを選んでも、あれを選んでも、 そう | 2013-09-26 |
大病や障害を負ったら… この世や、出来事、人を、自分を、 呪って、 恨んで、 怒って、 罵る。 繰り返し そうしまくる。 まずはこれだと | この本では、さらにこう言っています。 「くそ!この病気の野郎!」と、文句の2つや3つ、 4つや5つ言いたくなって当然です。 実際は、腹を立てたとこ | 2006-06-17 |
山頂まで休まず 歩きつづける人は、 たぶん、いない。 休みながら、 ゆっくり、ゆっくりと行く。 | 病で倒れた友人がいる。 お見舞いに行こうと思ったけれど、 友人から、断りの返事が来たので、 本を何冊か届けることにして、 行かないことにした。 今日紹 | 2006-05-30 |