ことば探し
★心の痛みを受け入れ、心の痛みを愛します★

■今日の「おすすめ本」■

2022年3月26日

 
タイトル
いいことから始めよう
著者
エイブラハム・J. ツワルスキー
出版社
新潮社 (1995/2/1)
おすすめ度
★★★★★ ※おすすめ度について
人気漫画のピーナッツのマンガを取り上げながら、
人間心理について、教えてくれる、楽しくてわかりやすい
心理学の本です。

著者は、スヌーピーやチャーリーブラウンを愛する精神分析医で
実際の治療にも、ピーナッツのマンガを使っています。

例えば、おなじみのシーンについて、
「チャーリーブラウンは、毎年フットボールシーズンになると、
 ボールをキックしようとしては、そのたびにルーシーに
 ボールをとりのけられ、仰向けにひっくり返っています。
 そして毎年のように、今年こそはやるぞ、ミスはしないぞ、
 ルーシーのトリックにはひっかからないぞと、もっとも
 らしいことをいいながら、また同じ失敗をくり返すのです。

 その点では、チャーリーブラウンは、全く経験から学んで
 いない、と言えるでしょう」


こう教えてくれます。
そして、こんなことをするルーシーの本当の性格は?
などなど、とても興味深い話しでいっぱいです。

著者はこう言っています。
「チャーリーブラウンは、私にはできないような仕方で
 患者の心の扉をあけることができたのです」
と。

マンガを見ながら、人間心理もわかるのですんなりと
読めると思います。おすすめです。
この本からのことば 感想 掲載日
問題が起こる前から、 気に病むのはやめにしよう。 そんなことをするのは、 バッターボックスに立つ前に、すでに ツー・ストライクをとられてしまっている そうそう…問題が起こってから、 気に病んでも十分いいのだ。 問題が起こる前から気に病んでいても、 その通りに問題が起こるわけでもないし、 気に病んで 2005-07-20
これまで私は医者の立場から、明らかに修復不能な状態にまで 立ち至った人間関係をいろいろと見てきた。 カップルのどちらかひとりが、 避けることのできない 友人の別れ話がかなりもつれている。 話を聞くと、修復不能だとしか思えないし、 端から見ていると、どうみても友人に対する執着か、 嫌がらせとしか見えないのだ 2004-12-19

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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