■今日の「おすすめ本」■
2009年12月10日
- タイトル
- 気絶するほどほめる子育て
- 著者
- 高橋 愛子
- 出版社
- コスモトゥーワン; 新装版版 (2005/05)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
きた著者が、子育ての究極のコツ上手に「ほめること」を教えて
くれる本。
著者は、こう言っています。
「私たち親がしらずに使っているほめ言葉は、子どもにとっては、
自分が評価されていると感じて萎縮してしまう言葉になっている
ことが多いものです。
「いい子にしていないと自分は捨てられるのはないか、お母さん
に嫌われるのではないか」と子どもは感じているかもしれませ
ん。
子どもは、大好きな親から、長所も短所もある自分をあるがまま
に受け入れてもらい、「あなたが大好きよ」「あなたがとっても
大事」「お母さんは、どんなときでもあなたの味方よ」という
ほめ言葉をかけてほしいのです。
本当は、ほめることによってこそ、親の喜びや愛情を子どもに
伝えることができるのです。はっきり言えば「ほめて育てる」
ことこそ、子育ての基本なのです」
例えば、こんなことが書かれています。
◎子どもを伸ばすほめ方、ダメにするほめ方
・結果ではなくプロセスをほめてあげる
・評価型のほめ言葉は避けよう
・喜びを伝えるほめ方が子どもを伸ばす
・がんばってね、ではなく「よくできたね」とほめる
・叱らなくてもしつけはできる
◎どうしたら“ほめる力”が身に付くか
・お母さんのほめる力が幸せの大本
・1日1個いいところをほめてみる
・感謝の気持ち、ほめる気持ちを忘れない
・自分の魅力を再確認してほめる
◎こんなときどうするQ&A
・いじめにあわないような子どもに育てるには?
・習い事をたくさんしているが続けてよいか?
・父親が子どもとの接し方がわからないのが心配
・祖父母にばかりなつく我が子に悩んでいる
・子ども同士のケンカで母親同士も気まずくなり困っている
・先生が嫌いだと言って学校に行きたがらない
・学校ではよい子なのに、家では妹に当たり散らす
・娘が上級生と肉体関係にあるようで心配
子育ての1つの方法として、どんなときに、どんなふうにほめる
といいかなど、豊富な体験、実例からから書かれていて、参考に
なります。賛否両論あるかもしれませんが、ほめることを学ぶには
いい本だと思います。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
子どもをほめてあげるとき、もっとも大事なのは、 結果ではなくプロセスをほめてあげることです。 結果のことは、その子がいちばんよくわかっているのですから、 | さらに、この本では、こう言っています。 「お母さんは気づいてないと思っているかもしれないけれど、 わかっているのよ。 あなたのことをちゃんと | 2009-09-02 |
愛情は、心のなかで思っているだけでは相手に伝わりません。 相手に自分は愛されている、大事にされていると 感じさせなければ、そこに愛はないも同然だからです。( | この本の中にこんな事例が書かれています。 「お母さんが「私は、あなたが本当に可愛くて大事なのよ」 といくら思っていたとしても、子どもが 「僕はちっ | 2009-08-13 |