■今日の「おすすめ本」■
2009年11月25日
- タイトル
- 自分の中の大事なもの
- 著者
- ひろ さちや
- 出版社
- 毎日新聞社 (1995/06)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
キリスト教などの教えを説いてくれる本。
著者は、助け合って生きることが大切だと言っています。
それが、ほとけさまの希望でもあると。
「助けあって生きる。
人間は千差万別です。いろいろな人がいます。からだの大きさも
違うし、性質も、能力も、みんなまちまちです。
ほとけさまは、そのような人間が、みんなで助け合って生きて
ほしいと思っておられるのです。
からだの大きな人は、からだの小さな人を助けてあげます。
たとえば、遠くに行くような時、からだの大きな人はちょっと
重いものを持ってあげます。からだの小さい人は、軽い荷物を
持つようにしてあげるのです。
頭のいい人は、あまり勉強ができない人を助けてあげるといい
ですね。
みんながみんな、同じような人であれば、世の中のさまざまな
職業を、だれがやればいいのかわからなくなります。
だから、ほとけさまは、いろんな人をつくられたのだと思います。
みんながそれぞれ得意分野で活躍し、他の人々を助けてあげる
ことを望んでおられます。みんなが助け合って生きることが、
ほとけさまの希望なのです。
ですから、一人の人が何でもできるようにならなくていいのです。
自分に不得意なものがあってもかまいません」
例えば、こんな話が書いてあります。
◎本当に愛すること
◎相手に要求してはいけない
◎あなたの敵を愛する
◎ほとけさまにもらったいのち
◎家庭教育が大事である
◎子どもの味方をしない日本のおとな
◎人間のために規則はある
◎そのうちよくなるさ
◎お母さんのものさし
◎ひろ先生に質問します
やさしい語り口で、だれにでもわかるように、仏教や他の宗教の
教えを語りかけてくれるので、すんなりと心に入ってきます。
例え話も、面白い話がおおくて、引き込まれます。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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