■今日の「おすすめ本」■
2010年3月30日
- タイトル
- 夫は定年妻はストレス
- 著者
- 清水博子
- 出版社
- 青木書店
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
定年後の夫婦のカウンセリングの実例話、考え方など。
夫の定年後の、妻の苦しみや、体調不良、不安、怒りなど、
多くの実例から、妻の立ち直りや、夫婦の見直し、自分の
見直し、「夫在宅ストレス」になりやすい妻のタイプなど、
教えてくれます。
「カウンセリングなんて…とても」とか「家の話しを外では
したくないけれど、誰かに聞いてほしい」などと、一人で
悩んでいる方には、一読をおすすめします。
例えば、
夫の恥は自分の恥と、自分のせいと思ってしまう気持ち、
夫婦が他人と割り切れれば楽だろうけれど、そうできない気持ち、
など、いろいろな方々の体験や、考え方が書かれていて、
参考になると思います。
著者はこう言っています。
「キーワードは、男優先社会で「女の子」として育った私たち
である。50歳になっても60歳になっても、まだかわいい
「女の子」から抜けられない自分に気づいたら、肩の力を
抜いてみよう。少し元気が出るかもしれない。
他人の気持ちに合わせていることで疲れるのを発見したら、
自分の気持ちを優先してみる快感を体験するチャンスとなる
かもしれない」
少し古い本ですが、内容は今、読んでも違和感ありません。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
人との関係では、 わからない他人の気持ちを想像することでなく、 どんなときにも、自分の気持ちを 確認していく作業が必要なのである。 | 自分が、どう思っているか。 自分が、どうしたいと思っているか。 そのことについて自分はどう考えているか。 自分の気持ち、考えをしっかりと知ることが、 相 | 2008-01-27 |