■今日の「おすすめ本」■
2010年6月3日
- タイトル
- なぜ、だれも私の言うことを聞かないのか?
- 著者
- 鈴木 義幸 (著), コーチエィ (著)
- 出版社
- 日経BP社 (2004/10)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
企業向けに出しているメールマガジンの連載「できる上司のため
のひとことコーチング」から、事例27をまとめた本。
「命令しても、部下がちっとも言うことを聞いてくれない」
「今の若い連中が、一体何を考えいるのかさっぱりわからない」
「部下との関係がうまくいかない」
なんて悩んでいる方には、とても参考になる本だと思います。
例えば、こんなことが書かれています。
◎「成功した」と仮定して、部下にアイデアを出させよう
◎教えたことを思い出させて、見つめ直させよう
◎「質問」と「要望」を使い分けて、部下の考えを引き出そう
◎部下と本気で話し合う機会をつくろう
◎部下に「自分で考える」癖をつけさせよう
◎部下を「正しく」叱ろう
◎最近の若い部下とのコミュニケーションの仕方を考えよう
◎コーチングの発想を、実際の営業に活かしてみよう
◎「究極の質問」を部下にぶつけてみよう
◎あなたの「正論」を部下が耳に入れるよう、話し方を
工夫しよう
いっけんビジネス場面だけの話にみえますが、生活場面でも充分
役立つコミュニケーションの取り方、質問の仕方、知恵、考え方
が満載の本で、「人を育てる」ことをしている方にはおすすめの
一冊です。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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その上司とのかかわりがあなたのストレスの要因であるならば、 A)その上司とのかかわりを「なくす」ことはできるか? B)上司の態度や考えを「変える」ことで | 自分のストレスの要因が明確だったとしたら、 その要因を、「なくす」「変える」「変わる」ことが できるかどうか、考えてみるといいと思う。 例えば、夫婦間 | 2010-03-30 |
誰が考えても正しく、もっともなこと、 つまり「正論」は、時に聞き手の耳を閉ざし、 態度を硬直化させてしまうことがあります。(略) 真っ向からその正論を | 「正論」を言われると、私などは、すぐに反発したくなる。 例えば、 「前々からわかっていたんだから、 もっと、早く準備をしておくべきだろう」 なんて言わ | 2010-03-10 |
「究極」という言葉は、言い換えると「とどのつまり」。 物事を押し詰めていった先、最終的に発見するものは 何かということです。 とどのつまり、だから何なのか | 誰かに愚痴を言ったり、文句を言ったり、 今の自分の状況を説明したり、言い訳したり、 また、一人で悶々と悩んでみたり、心配したり… で、とどのつまり…自 | 2010-03-04 |