■今日の「おすすめ本」■
2010年5月25日
- タイトル
- こころの力が広がるとき
- 著者
- 中島 勇一
- 出版社
- クレイヴ (2007/02)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
の体験などから、自分の力を信じて、こころを開き、癒し、新しい
扉を開いていくためのヒントや知恵を教えてくれる本。
著者は、こう言っています。
「「生きる意味とは…」
そう問われても、私にも答えを出すことはできません。
個々の人の生きる意味は、それぞれが自分の力で見いだすもので
あって、他の人から与えられるものではないからです。
しかし、長年心理療法に携わっているうちに分ってきたことが
あります。それは、
「夢中になること」「没頭すること」の大切さです。
「いのち」の観点からみれば、それ自体が、私たちの
「生きる意味」といえるのかもしれません」
「生きる答え」を見つける力を取り戻したとき、人は大きな感動
に包まれます」
例えば、こんなことが書かれています。
◎こころの扉を開いて
・こころのしくみと「こころの力」
・こころの痛みはどこからくる?
◎こころの声に耳を傾けて~セラピーの現場から
・「無意識」の中にある、変る力、生きていく力
・心の中にいる「傷ついた子ども」
◎こころが楽になる手がかり
・心の痛みから抜け出すために
・癒しをもたらすコミュニケーション
◎こころの力を受け取る~無意識からのメッセージ
・人間関係で悩んでいるあなたへ
・頑張れなくなったあなたへ
・人生の節目にいるあなたへ
身近な事例をとりあげて、こころの持つ力や、こころの仕組みなど
具体的に教えてくれるので、心理学に知識がなくても、すんなりと
読めると思います。
自分のこころに興味ある方におすすめです。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
私たちは様々なプロセスを体験することで、 知らず知らずのうちに価値観が変わっていき、 ものの見方も変わっていきます。 そして、後になってみて 「ああ、あ | 長い間生きてても、 「ああ~そういうことだったのか」 「なるほど~そうだったのか」 「あ、わかった、これで腑に落ちた!」 などと気づくことは、まだまだ多 | 2013-11-28 |
心の糸がほぐれていくとき 真っ直ぐな一本の糸も、周りに揉みくちゃにされていくうちに、 たくさんのループができて、それらが互いに絡まり合ってきます。 こ | あんなこともあった、こんなこともあった… こんなこともされた、言われた…などなど、 そんないろんなことが絡み合って、 今の自分ができ上がってきたのだと思い | 2013-09-25 |
あなたとパートナーとの間に起こる様々な問題は、 二人が共に自分自身を統合し、 自己実現していくためのレッスンなのです。 それは時に、自我が決めつけてい | 関係が近くなればなるほど、 想いが深くなればなるほど、 価値観、考え方、やり方の違いなどが見えてきて、 仲良くやっていきたいという想いとは裏腹に、 イラ | 2008-09-27 |
自分のことをネガティブに評価している人の中には、 他人から評価されようと、自分のことは後回しにして、 人の要求ばかり満たそうとする人もいます。 他人からポ | 誰かの力、他人の評価、何かの力などで、 自分の足りなさや安心を「補おう」としている人は、 その誰かの力、何かの力がなくなったり、 評価がもらえなくなってく | 2008-09-19 |
人生には、「本当に大切なもの」を 選び直す時期があります。 そして、 「本当に大切なものを大切にする」 という新しい生き方へと、 変っていくのです | 切ないことだが、 自分の身に迫った何が起こらないと、 「本当に大切なもの」はみえてこない… 「本当に大切なもの」に気づけない… 失ってわかったり、 | 2008-09-14 |