■今日の「おすすめ本」■
2010年9月21日
- タイトル
- したくない症候群の男たち
- 著者
- 梶原 千遠
- 出版社
- 講談社
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
「何かをしたらがない」そんな男性患者が増えていると言い、
そういう男性達のことを
「したくない症候群」と名付けています。
そのカウンセリングケースから特徴的な「したくない症候群」の
男達(13歳~54歳の男性)を取り上げています。
「男になりたくない男」「聞きたくない男」「一人になりたくない男」
「さわりたくない男」「人前に顔を出したくない男」など、
カウンセリングの状況や、進行などを詳しくわかりやすく書いています。
さて、なぜ、そういう男性が増えているか…
「母親との濃密すぎる関係、行きすぎた母性と、父親の不在がある、
と著者は言っています。
症状のある男性達の話が中心ですから、身近に感じられないかも
知れませんが、子育て中のお母さん達が一読するにはいい本と思います。
とても興味深い話が書かれています。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
同じ話も、 他人を主語にして話すとただの愚痴だが、 自分を主語にして話せば、 問題を解決していくための糸口が見えてくる。 | 単発で頼まれていた仕事の打上げで、 以前の仕事仲間と飲み会があった。 その後、仲間の一人の女性とお茶を飲むことになった。 女性は、つい最近離婚したばかりで | 2004-05-28 |
カウンセリングの場であろうとなかろうと、 「言わなくてもわかるだろ」というのは甘えだと思う。 他人同士であれば相手に自分のことをわかってもらえなくても | 言わなくてもわかってほしい人は、いっぱいいる。 だいたいがそう思っているのではないか。 私だってそうだ。 言わなくてもわかってほしいと思っている。 言わ | 2004-01-12 |