■今日の「おすすめ本」■

2010年10月29日

　

タイトル

魂のとびらをひらく　125の気づきの言葉

著者

諸富 祥彦

出版社

集英社 (2009/3/19)

おすすめ度

※おすすめ度について

教育現場での問題解決や体験的ワークショップでの悩み相談を
とおして、心の問題と実践的に向き合っている心理学者の著者が
自分自身の心の声を聴いたり、気づきを得て学び、自己成長して
いくためのヒントを教えてくれる１２５の言葉集。

この本の言葉のベースとなっているのは、
「カウンセリング心理学、中でも人間性／トランスパーソナル
　心理学の諸理論。C.R.ロジャース、E.T.ジェンドリン、A.ミル
　V.E.フランクル、A.マズロー、C.ユング、J.ヒルマンら、
　超一流の心理学理論が背景」
になっているということです。

例えば、こんな言葉が書かれています。
「短所だと思っていることが、実は最大も長所かも…
　あなたが自分の短所だと思っているあなたの一部分は、
　あなたのそれに対する見方を変えれば、大きく変わってきます。
　それは、もしかすると、短所どころか、
　最大の長所かもしれないのです。
　たとえば、あなたの中にある〝クヨクヨした気持ち〟は、
　それがあるからこそ、周囲の人の微妙な心の変化に、
　気づくことができる〝繊細さ〟でもあるのです」

この本は、全部読まなくても、その日に開いたページだけを見て
もいいし、自分の心にあったページを探してもいいのです。
この本で見つけた言葉を、自分の心に響かすことが大切、という
ことです。
わかりやすく読みやすい言葉集なので、おすすめです。
その日の、占い的にも使えます。