■今日の「おすすめ本」■
2011年3月2日
- タイトル
- なぜか「一緒にいてほっとする人」のこころの習慣
- 著者
- 斎藤 茂太
- 出版社
- 青春出版社
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
いろいろな角度から教えてくれます。一緒にいてほっとする人は、
そういう生き方していて、心の内面が満たされているからこそ、
相手の心を癒すことができるのだと言うことです。
著者はこう言っています。
「忙しくがんばる人たちの周囲には、つねに張り詰めた空気が
ただよっています。そして、まわりにいる人は、みな息苦しく
なります。全力疾走で何かをがんばるという行為は、多かれ
少なかれストレスを生み、まわりを疲れさせてしまうのです。
では、まったく逆のタイプの人を思い浮かべてみましょう。
一緒にいるだけで周囲の空気を和ませる人、顔を思い出した
だけでなぜか気持ちが「ほっ」とする人が、たぶんあなたの
そばに、ひとりやふたりはいると思います。(略)
その周囲の人を和ませるそのオーラはどこからやってくるので
しょうか。
私は、そのヒントが生き方への「歩く速さ」にあると考えて
います。」
ということで、この歩く速さを少し緩めて、ゆっくり大地を踏み
しめて歩いてみることをすすめています。
例えば、こんな話が書かれています。
1.なぜか人を疲れさせる人、もっと一緒にいたくなる人
2.“ほっとする人”が持っている魅力の共通点
3.“自分のペース”が変われば、新しい出会いがある
4.笑うときは笑い、泣きたいときは思いきり泣いてみる
5.肩の力が抜けて、“ほどほど”を楽しめる生きかた
6.1日ひとつ、素敵な自分が見つかる心の習慣の幸せ
人生に疲れたとき、自分の生き方を見直してみたいとき、気軽に
手に取って読んで欲しい本だと思います。
むずかしいことは書かれないし、身近な事例も豊富ですんなりと
読めると思います。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
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「ストレス」は英語でつづると「stress」です。 面白いことにこの「stress」の6文字は、それぞれ ストレス軽減のキーワードに当てはめることができます | 「よく身体を動かし、よく旅をし、遊びを楽しみ、 よく食べ、よく眠り、よく笑う… そんな生活を心がければ、 マイナスの刺激要因を遠ざけながら、 心 | 2008-09-20 |
自分自身に対する要求水準も、高くするほど窮屈になり、 低く設定するほど気がラクになります。 まず、高く設定した場合ですが、どれほど優秀な人材であっても、 | この本に、こんなことも書いてあります。 「さまざまな人間関係のトラブルを見渡してみると、 原因の1つの共通項が見つかります。それは、 「相手に完全 | 2006-11-15 |
皮肉なことに、 何かを一生懸命がんばっている人ほど、 一緒にいる相手を疲れさせる傾向がみられるようです。 もちろん一生懸命がんばっている人がすべて | 自分が無理してがんばっていると、 自分ががんばっているのだから、 回りも「がんばるべきだ」と思いがちになる。 この回りにがんばりを強いる姿勢が 回りの人 | 2006-07-19 |