ことば探し
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■今日の「おすすめ本」■

2012年5月21日

 
タイトル
プロの聞く技術が身につく本
著者
林 恭弘
出版社
PHPエディターズグループ (2007/05)
おすすめ度
★★★★★ ※おすすめ度について
心理カウンセラーの著者が、聞き方ひとつで、「心の距離」が
ぐーんと近くなる、ということで、そのポイントを35、教えて
くれる本。

身近な人が悩んでいるとき、不満を持っているとき、
「なんとかしてあげよう」「助けてあげよう」「解決しよう」と、
「良かれと思って対応する5つのパターンがあるそうです。
実は、この5つのパターンこそ、人間関係でトラブルを発生させ
がちだと、この本では言っています。そのパターンとは、

 1.教えてやろう 
 2.気づかせてやろう
 3.つきとめてやろう
 4.気分転換してやろう
 5.とりあえず切り抜けよう


で、このような対応は、相手の心を閉ざし、コミュニケーション
を絶ち、人間関係さえ悪くしてしまう可能性さえあるそうです。

例えば、こんなことが書かれています。
1.聞かないトラブル
  ・心が離れていく対応のパターン
 2.話を聞き、心を聞く技術
  ・「沈黙」が聞くことの基本
 3.聞くための心のもちかた
  ・聞くことは無力感を味わうこと
 4.聞くことで養われる人間性
  ・人間関係では、勝てば勝つほどに孤独になる
 5.聞くことで得られる大切なこと
  ・一体感の押しつけから、離別感の関係へ


わかりやすい文章、まとめ、イラストもあり、とても読みやすい
ので、この手の本をはじめて読む方にもおすすめの本です。
この本からのことば 感想 掲載日
私たちは、自分ができることなら 他人もできるべきだと考えることが多いものです。 考えるという意識されたものではなくても、 どこかでそう考えています。 自分が、すでに簡単にできることを教えるとき、 それが全くできない人に教えることは、かなりの手間と、 理解力、忍耐力が必要だと、実感しています。 現在、 2011-06-15
私たちは「価値観」というと、 「自分にとって絶対的で、変わってはいけない」 「変わることは現在までの自分を否定することである」 かのように思い込んでいるも 私などは、自分が変わることよって何かがよくなるなら、 「変えよう」「変えていこう」「変わろう」と抵抗なく思うが、 「絶対に自分が変わるのはイヤ」「何が何でも 2010-08-04
部下が悩んでいても、組織の正論で叱咤激励し 理解しようともしない。後輩が悩みを打ち明けても、 立派なアドバイスでそれから逃れようとする。 同僚の顔色が悪く 冷たい社会、そんな中にはいたくないし、 冷たい人はいやだ、そんな人にはなりたくない、 と、思っているけれど、気が付けば、そんな中に、 入り込んでいる自分を 2010-07-27
「都合の良い話」は、誰でも楽に聞けるものです。 それゆえ、「都合の悪い話」を聞いたときにこそ、 相手は心を開いて深い真実を語ってくれるようになります。 な この本によると、身近な人が悩んでいる姿を見ること、 こちらにとって、都合の悪い話をされることは、 とても辛いことで、これから、なんとか逃れようとして、 「 2010-07-23

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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