■今日の「おすすめ本」■
2012年9月10日
- タイトル
- 偶然と幸せの法則
- 著者
- 安部 芳明
- 出版社
- かんき出版 (2005/05)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
分ける「東洋占星術」)を本格的に学び、その教えに基づき、生き
方や考え方を教えてくれる本。
著者は、こう言っています。
「誰もが宿命と運命を持っていますが、自分の一生を考えるとき、
宿命と運命の違いをしっかり区別して理解することが重要になっ
てきます。
宿命とは、命のあり方のことです。(男に生まれた、女に生まれ
たなど)自分で変えることができないのが宿命です。
運命とは、宿命を背負った人が、どう生きていくのかの「動」の
部分をいいます。
あなたは宿命としての「あなたができること」しか与えられて
いないことを知り、自分を見つめることが大事なのです。
偶然のように思える宿命と運命の違いを知り、自分に向いている
ことを、出来ることを知ることが大切」
例えば、こんなことが書かれています。
1.本当の幸せを呼び込む法則
○自分で自分をホメる癖が運をひらく
○すべては一人一人の心がけで決まる
○「こうありたい」と願う心が夢を叶えさせる
2.愛を深めて、幸福をつかむ法則
○愛する人を信じるよりも、信じられる人を愛しなさい
○「好きな人に尽くす」自分の心を愛す
○孤独を吹き飛ばして勇気を得るには
3.仕事で成功する法則
○大切な決めごとは「判断」ではなく「決断」しなさい
○思い込みが、心の自由を失う
○大欲や小欲よりも、絶対の欲をもつ
4.人と人の間を気持ちよく生きる法則
○人の道は門に始まり門で終わる
○勇気と希望を持って「内なる善」を行え
○もっと無駄をし、くだらない人ともつきあう
5.偶然という目に見えない法則
○人は罪から逃れられても、その意識から逃れられない
○「何をしたか」より「どう生きたか」が大切
○4度ある人生の節目をうまく乗り切りなさい
気学を元に書かれていますが、むずかしくはなく、運をつかみ、
幸せになるには、自分の利益を先に考える心ではなく、相手や仲間
の利益になることも考える心が大切だと教えてくれる本です。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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「払い込みはできるだけ少なく、給付はできるだけ多く」 と主張するのは、天を恐れぬ欲深さというものです。 そもそも年金とは相互扶助の発送から出たものです。 | こんな気持ち…確かに忘れていたなぁと 思い出せてもらったことばでした。 損得における世間のいろいろな情報に振り回され、 得した人、損をした人などと比較 | 2009-05-01 |
人は他人に無責任な2つの言葉を用意しています。 たとえば、なにかに懸命に取り組んでいる人に対して、 「彼は脇目も振らず、集中力のある人だ」 「彼は視野が狭 | 人は、そのときの感情や好き嫌いでいろいろなことを言う。 もちろん、自分だってそうだ。 他の人のしたことを見ては、あれこれと勝手に評価し、 ああでもないこう | 2009-04-08 |
馬に乗る人がいれば、その馬を引く人がいて、 荷物を背負って従う人がいる… 三者そろって旅人の「ご一行様」が成立するのです。 それぞれが自分に与えられた役割 | この本では、さらにこう言っています。 「人は生まれながらにして神から与えられた役割があるのです。 想像力が豊かな人、手先が器用な人、運動神経が抜群な人 | 2009-03-31 |
「美しい言葉を贈れば、優しい言葉が返ってくる」 私は、他人と話をするとき、 この言葉を思い出すようにしています。 美辞麗句を並び立てるということではあ | 「美しい言葉を贈れば、優しい言葉が返ってくる」 私も、このことを忘れないようにしたい。 肝に銘じて、しっかりと頭の中に入れておきたい。 そして、自分の | 2009-03-30 |