ことば探し
★私には、○○という問題に真正面から取り組む勇気があり、それに取り組みます★

■今日の「おすすめ本」■

2013年1月16日

 
タイトル
幸せのありか
著者
渡辺和子
出版社
PHP研究所 (2009/7/16)
おすすめ度
★★★★★ ※おすすめ度について
カトリックシスターの著者が、自分なりの幸せの見つけ方のヒント
を教えてくれる本。幸せは、探しに行って見つけるものではなく、
私の心が決めるもの、私とともにあるもの、ということです。

例えば、こんな話が書かれています。
「「心のともしび」というカトリックのラジオ番組が、次のような
 標語を掲げています。

 『暗いと不平を言うよりも、すすんであかりをつけましょう』

 便利な世の中になりました。修道院にも自動洗濯機、炊飯器、
 電子レンジなどの電化製品が一応揃えられ、冷房も暖房もあって
 快適に過ごさせていただいています。
 これらの恩恵をありがたいと享受しつつ、気をつけないと自分が
 徐々に、“怠け者”になっていること、当たり前だったことを
 面倒に思ったりしていることを日々反省しています。

 学校教育とも40年以上関わってきましたが、以前に比べて学生
 たちも、幼稚園や小学校の保護者たちも、要求が多くなったり、
 わずかの“暗さ、不自由さ”に我慢できず、落ち込んだり、他人
 を責めたりすることが多くなっているように思います。
 つまり「暗いと不平を言う」人が増えて、「すすんであかりを
 つけよう」とする人が減っていて、残念です。(略)

 不平や愚痴を吐き出すことで、心のストレスは発散できるかも
 しれませんが、周囲の空気は、それだけ汚れるのです。私たちは
 自分の不機嫌さで環境を破壊しないように気をつけましょう」


その他、こんなことが書かれています。
 ◎変えられるものと変えられないもの
 ◎冷めた目と温かい心
 ◎自分と対話する“ゆとり”を持つ
 ◎ごたいせつの愛
 ◎心の自由を求めて…マザーテレサに学ぶ
 ◎人間らしく生きる
 ◎謙虚な心
 ◎クリスマス
 ◎ゆるすということ
 ◎だいじょうの小石


私が、心から尊敬している渡辺さんの最新版の本です。
過去に書かれている本と同じ話しもかなりあるので、渡辺さんの
本を読んでみたいと思われた方には、この本をおすすめします。
すっきりまとめて書かれているので、読みやすいです。
この本からのことば 感想 掲載日
青山俊董(しゅんとう)さんの「禅のまなざし」という本の中に、 次のようなエピソードが語られています。 仕事上、病院に出入りを許されている一人の男性がいま 渡辺さんは、こうも言っています。 「祈ることは、とても良いことだし、必要なことです。  でも「苦しい時の神だのみ」ということわざがあるように、  私た 2014-02-10
自分を愛するということは、利己主義になることではない。 人を押しのけ、自分だけがスポットライトを浴び、 みんなからほめてもらう…それは利己主義です。 この本の中に、こんな詩が紹介されています。 われは草なり 伸びんとす 伸びられるとき 伸びんとす 伸びられぬ日は 伸びぬなり 伸びられる日は 伸びる 2013-11-01
(この本に書いてある  インド詩人タゴールの詩「ベンガルの祈り」から) 危険から私を守ってくださいと 祈るのではありません。 危険の中にあっても 今は、 もうこれ以上ひどいことは起こりませんように、 多くの方々の無事と日々の平安を祈り、 被災地の力強い復興を祈り、 今のこの傷ついた日本を幸いに導い 2011-03-16

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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