■今日の「おすすめ本」■
2013年2月20日
- タイトル
- 自分の力を120%引き出すメンタルトレーニング
- 著者
- 高畑 好秀
- 出版社
- 日本実業出版社 (2002/02)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
タルトレーニング指導している著者が、一流スポーツ選手たちの
メンタル強化法を参考に、メンタルを鍛える方法や、考え方を
教えてくれます。
著者はこう言っています。
「「一流選手は、一流のプレーや体つきと同じように、心も一流
なのだろう。並の人間である自分たちとは違う世界の人間だ」
と思われる方も多いだろう。
しかし、メンタルトレーニングの指導をしている私からいわせれ
ば、「心の弱さは一流選手も同じ」といえる。(略)
大投手といわれながらも、大切なゲームの前に神経性の下痢に
悩まされたり、夜中の3時すぎに、「明日のゲームが不安で眠
れない」と電話をかけてくる選手もいる。
その姿は、私たちと同じように、自分の心をどのように扱って
よいのか悩んでいるのだ。と同時に、優れた結果を出すための
大きなポイントが、この心にあることを知り、必死の思いで克服
しているのだ。」
というわけで、一流選手達が、どのようにメンタル面を強くして
いるか、困難をどのように乗り越えていったのか、考え方はどう
なのか、取材を元にたくさんの選手達の話が書かれています。
例えば、こんなことが書かれています。
◎自分の限界は自分のつくり出した幻想である
◎独走力をつけるためのトレーニング
◎「できるヤツ」のツキの呼び込み方
◎弱点を最小化し、長所を最大化する秘訣
◎一度つかんだものを手放せばスランプは脱出できる
◎絶好調の裏にある大きな落とし穴
スポーツ好きな方には、選手のエピソードが知れて、読んで面白い
し、ビジネスマンの方は、仕事に役立つヒントもあるし、子育て中
の方には、子育てのヒントなども書かれているので、気軽に読んで
みるといいと思います。
もちろん、自分も元気をもらえます。
メンタル強化ができるかどうかは、ちょっと?のところもあります
が…
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
心理学に学習曲線というものがある。 ある一定のところまで来ると、 習熟度などは、頭打ちになることを表すものだ。 簡単にいえば「スランプ」という状態だ。 | いつもうまくやってきたのに、どうしてもうまくできなくなる… どこかが変だし、結果はでないし、思った通りにいかない… うまくいっていたことがぱったりと止まって | 2012-08-22 |
本日、大リーグで「イチロー選手VS松坂投手」の試合があり、 この2人のファンとして(複雑な気持ちだけど)、同じ本に、 2人のすごいエピソードが載っていたので | 引き続き「自分の力を120%引き出すメンタルトレーニング」より 《松坂投手》同じ過ちは繰り返さない オフにスピード違反をした松坂投手に対して、球団側 | 2007-04-12 |