■今日の「おすすめ本」■
2013年12月5日
- タイトル
- なぜあなたはその仕事を先送りしてしまうのか?
- 著者
- 笹氣 健治 (著) 堀之内 高久 (著)
- 出版社
- 秀和システム (2005/01)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
先送りしてしまうクセを克服し、思っていることを行動に移す、
一歩踏み出すための方法や考え方を心理学的アプローチ(「心理
療法」や「認知療法」)から教えてくれる本。
この本では、先送りしてしまう原因は自分自身の「思考」「感情」「行動」に潜んでいると考え、この心理的課題を克服していく
ことで、実際に行動することができるようになると言っています。また、先送りする人が陥る5つの心理パターンがあるそうです。
《先送りの心理パターン5》
1.完璧を目指しすぎてしまう
2.効率を求めすぎてしまう
3.結果を怖がりすぎてしまう
4.もともとニーズがないことをやろうとしている
5.自分の可能性を狭くすることを怖れている。
このような心理を自覚しつつ、今自分がやるべき事をできるだけ
だけ明確にすることが大切で、そのために、以下の質問をしてみるといいそうです。
《自問によって理想の姿を導き出す》
1.どうなったらいいだろうか?
2.理想の状態が100点満点だとしたら、今の状態は、
何点だろうか?
3.今までにどのようなことが役立っただろう?
4.今自分にできることは何だろうか?
なかなか一歩が踏み出せない、ついつい先送りしてしまう、
あれこれ考え過ぎて思ったことが行動に移せない、そんな方に
おすすめの一冊です。自分の心のクセもわかり、そのクセに
対するアプローチもわかります。まず、この本を読む一歩を
踏み出してみましょう。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
思ったことを行動に移せない人の多くは、 相手に受け入れられないということを 「自分という人間が否定された」 と感じてしまう傾向にあります。 たまたま | 自分が「全否定」されたような感覚を持つことはある。 否定されたことが、例え、ほんの些細なことでも、 それが取引先でも、資料という一部分であっても、 自分の | 2011-03-03 |
「勝ち組」に入れば裕福な暮らしと充実した人生が 待っているとしたら、あなたは「勝ち組」に入りたいですか? それとも「負け組」でもいいですか? このように聞 | この本によると、なかなか行動に移せない、一歩踏み出せない、 その原因の一つは、 「本当のニーズ(必要)がない」「今は、それが必要ではない」 からだといって | 2011-02-03 |