ことば探し
★予期しないことが起きても、チャンスととらえて立ち向かいます★

■今日の「おすすめ本」■

2014年1月30日

 
タイトル
のうだま…やる気の秘密
著者
上大岡 トメ (著), 池谷 裕二
出版社
幻冬舎 (2008/12)
おすすめ度
★★★★☆ ※おすすめ度について
脳科学者とイラストレーターがコラボレーションして、脳の仕組み
から、三日坊主を防ぐ方法、マンネリ化を打破する方法、やる気を
出す方法などを教えてくれる本。
もちろん、わかりやすいイラスト付き。

脳科学者の池谷さんは、こう言っています。
「そもそも「脳はマンネリ化するんだ」ということを知っておいて
 もらいたかったのです。
 意気込んで何かを始めたのに、ほどなく「なんだか面倒くさい」
 「さぼっちゃおうかなあ」という心が芽生えたとしても、脳が
 そうデザインされているのだから仕方がない。
 それをもってしても、「私ってダメな人間だなぁ」と落ちこむ
 必要をなんかないのです。誰でもそう感じる瞬間はあります。
 ただ、その瞬間、次にどんな行動をとるかという選択のときに、
 ほんのちょっとした心がけがあると、結果が正反対に変わりうる
 のです。
 何はともあれ、「いつかマンネリ化しちゃうだろう」と予期して
 おくことは大切です。こうした構えを、脳科学者は「準備された
 心」と呼びます。将来起こりうる事態をあれこれ予想しておくと
 実際にその瞬間が訪れたとき、より適切な対応ができるように
 なります。
 心の中で予行演習ができていれば、いざ憎きマンネリ化が襲来し
 ても、それは単なる予定調和。「とっくにお見通しなんだよ」と
 マンネリ化との闘いも随分と有利になるはずです」

ということで、マンネリ化、三日坊主に立ち向かう方法を教えて
くれます。

例えば、こんな方法がかかれています。
 1.最初の目標は小さくする
 2.腹八分目でやめる
 3.ごほうびを用意する
 4.同じ時間にやる
 5.カタチから入る
 6.図々しい妄想をする
 7.友達をまきこむ
 8.ほめてくれる人を、用意する
 9.続かなくて当たり前と思う
 10.身銭を切る


楽しく読めて、脳の仕組みもわかります。
本を読むのが苦手な方でも、すんなりと読めると思います。
この本からのことば 感想 掲載日
「やる気」になっているときに、 動いている脳の部位。 それは「淡蒼球(たんそうきゅう)」です。 やる気になっているときこの淡蒼球が 活溌化しています やる気はじっと出てくるのを待っていても 探してみても出てこないそうです(泣) やる気の出るもとは、大脳基底核 (いわゆる原始脳)の中にある淡蒼球が にぎ 2022-05-17
一般的には、「脳」が私たちの最高層にあって、 身体は脳の支配下にあると思われがちです。 しかし、本当のところは逆で「カラダ」が 主導権を握っています。 脳が後で、カラダが先、 カラダを動かすと、脳も動く、脳も反応する… これが、生物学的にいうと順序だそうです。 ちょっと驚きですよね、脳の方が先と思いがちで 2012-08-23

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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