■今日の「おすすめ本」■
2016年4月20日
- タイトル
- ひと言の贈りもの
- 著者
- 金平 敬之助
- 出版社
- PHP研究所 (2000/12)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
関係関連の執筆、講演活動などを行っている著者が、「心に残った
話や奇蹟のことば」を紹介してくれる本。
例えば、こんな話が書かれています。
「都銀のNさんから「うれしかったです」という便りを頂いた。
「本店の総務部長から支店長に異動した。送別会のとき、部下
から表彰状をもらったから…」という。
表彰状の内容はこうだ。
《部長は在任9ヶ月間。株主総会を担当しなかった初めての
総務部長です。着任早々、多くの意見を吸収、すぐさま
「改革と改善」を強力推進されました。
その内容の確かさとスピードには一同驚かされました。
でも、部長は仕事だけではありません。「世界の美に関心を」
と訴えられ、自ら忙しい合間を縫って中国、バンコック、
香港と旅行されました。
同時に、「人を愛し、人に感動を与え続けよ」とも教えて
頂きました。9ヶ月間でしたが、3年分のご指導を頂いた
思いがします。感謝を申し上げると同時に、「行内一の部長」
であったことを僭越ながら部下一同ここに……》
これは、素敵な表彰状だと思う。職場で一番価値あるものは、
部下からの表彰状ではないか。
Nさんからのお便りを読んで、私もこんな表彰状をもらえる
上司でありたかった、と強く反省した」
短めの文章で、さりげないながら、心に響いてくる話が104
書かれています。読みやすく、本を読むのが苦手という方にも
おすすめの一冊です。さらりと読めます。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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60歳を超えると参加したくない集まりがある。 同期会だ。会えば最初から暗い話だ。 「老人性潰瘍ができた」 「夜トイレに3回起きる」「オレは4度だ」 「つ | この話は、「会うならアメリカ人」というお話からで、 思わず、笑ってしまったが… この話を読んで、以前、仕事場のアメリカ人から、 こんなふうなことを言われた | 2009-07-01 |
野球の名コーチは、 「高目にひっかかるな」 とは、決して言わない。 「おまえは低目が得意だ。低目をねらっていけ」 と励ます。 ゴルフの帝王、J・ニ | よくないところ、弱点、欠点をそのまま指摘されたら、 私なら、意地になり、あるいは気になってしまって、 自分でわかっても、素直に修正したり補強できたりしない。 | 2009-06-30 |