■今日の「おすすめ本」■
2023年11月6日
- タイトル
- 発想の瞬間
- 著者
- 高橋 誠
- 出版社
- PHP研究所 (1996/07)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
発明・発見をしたか」を、20年間いろいろな本から集めた本。
著者は、こう言っています。
「 自分が創造に関係した仕事をすればするほど、天才たちが
うらやましくなる。どうしてあんなすごい発明、発見ができる
んだろう。私は次第に天才たちの発想の秘密を知りたくなった。
とくに発想をした時間や場所、そしてヒントはなんだったかに
興味を覚えた。
そして20年ほど前から、天才たちの発想の瞬間のエピソード
を集めだした。
こうして面白い話、苦労話、幸運な話などさまざまな分野の
天才たちのエピソードが集まってきた。
すると、天才と思われる人たちもスイスイと発想しているわけ
ではなく、大変な苦労をして大発見、大発明をしている。
エジソンのいう、
「99%は汗、ひらめきは1%」は正しいのだと、当然ながら
つくづく考えさせられた」
例えば、こんな天才たちの話が短めに書かれています。
●アインシュタイン、湯川秀樹、海外、日本の科学者
●エジソン、モールスなどの発明家
●松下幸之助などの経営者
●有名音楽家、ジャニス・ジョップリンなどのシンガーたち
●ハートクレイン、などの海外、司馬遼太郎など日本の作家たち
●ベンジャミンなどの政治家
エピソードが短めに書かれているので読みやすく、その上、
一度に多くの瞬間を知れるので、お得な本です。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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画家たちは、1枚の作品をインスピレーションだけで 仕上げるわけではない。 名画が生まれるには反復の努力も必要なのである。 例えば、強烈な色彩、激し | 画家や作家は、何度も何度も、 「描き直し」「推敲する」などをし直して作品作りを している方が多いといわれています。 ゴッホもそうだったようです。 ゴ | 2016-10-25 |