ことば探し
★人生は可能性に満ちています★

■今日の「おすすめ本」■

2017年2月2日

 
タイトル
子どもの心に届く言葉、届かない言葉
著者
小山 英樹 (著), 佐々木 喜一 (監修)
出版社
学習研究社 (2008/06)
おすすめ度
★★★★★ ※おすすめ度について
教育コーチで社団法人日本青少年育成協理事(出版時)の著者が、
子どもの心に届き、生きる力を引き出すようなコミュニケーション
方法、教育コーチングを38教えてくれる本。

著者は、こう言っています。
「私は自分の中に3つの信念を作った。
 それが現在「信念のトライアングル」と呼んでいるものだ。
 「人は育とうとする生き物だ」
 「人は自分の中に答えを持っている」
 「人はそれぞれ」
 「信念のトライアングル」を持って接すれば、子どもたちは
 固有の意欲と能力を発揮してぐんぐん育つ…
 本書の中で、子どもの心に届き、生きる力を引き出すような
 コミュニケーションを探求していきたい」

また、教育では「教」が先立ち「育」が足りないとも言っています。

その他、こんなことが書かれています。
 ○「話す」ことは「放す」こと、「離す」こと
 ○判断を脇におく
 ○そこにちゃんといる
 ○「なぜ?」を「何?」に言い換える
 ○前向きに質問する
 ○現状を承認する
 ○子どもの「心の掃除」を支援する
 ○部下の「成長したい」を支援する
 ○教師の「より以上を目指す」を支援する
 ○ひきこもり親子の「自己との戦い」を支援する


一つ一つの話に事例が書かれており、わかりやすく
「なるほど、そうか…」と納得できる話、気づきが多く
とても勉強になる本です。
子育て中の方、教育に関わっている方、人を育てる立場の方、
コーチングに興味のある方には、とてもおすすめの本です。
この本からのことば 感想 掲載日
《心に届く「承認」と届かない「承認」がある》 私たち人間は、賢くなりすぎたのかもしれない。 一生懸命な子どもを見て、「うれしい!」と心が言っているのに、 感動したら、素直に思ったことを口に出せればいいのに、 なんて言おうか考えて、まわりくどい言い方になったり、 抑えた言い方をすることはよくあります。 相手に 2013-12-04
私の知人に、アスリートを対象にした メンタルトレーニングをしている人がいる。 彼が集中力をアップするこんなトレーニングを教えてくれた。 テニスボールを床に 著者の小山さんもテニスボールの3段積み、 チャレンジしてみたそうです。 何時間もかかったそうですができたそうです。 私も今度、やってみようと思います。 2012-10-12

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

「ことば探し」トップページへ ▲このページのトップへ