■今日の「おすすめ本」■
2017年3月2日
- タイトル
- あなたに喜んでもらえるように
- 著者
- 佐藤 初女
- 出版社
- 海竜社 (2010/10)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
いた佐藤さんが、幅広く愛について教えてくれる本。
「お見送りするとき、私は折りにふれ、
「とにかく、まずは動いてください。それも自分のためでは
なく、誰かのために、人さまのお役に立てるように動いて
くださいね」と、すすめています。
誰かのために何かをしたとき、その人が喜んでくれれば、
その喜びは必ず自分の喜びになり、生きる力になるからです。
同じ言葉をかけていますが、素直に受け取ってくれる人と、
そうでない人がいるようです。残念なことに「自分にはでき
ない」とか「しんどい」とか言って、やってもみない人が
います。でも、どれだけしんどくても、それをやれば喜びに
なるのです。
何も大きなことをする必要はありません。
自分の身近にいる人のために、その人が喜んでくれそうな
ことを一つやってみるといいと思います。そうすれば、必ず
自分の中に生きる力がわいてくるのが感じられるはずです」
例えば、こんなことが書かれています。
◎私は自分のできることから、一歩を踏み出しました
◎人との関係で大切なのは「母の心」です
◎「お手伝いします」のひとことで、道は大きく開かれました
◎だれにでもできる一線を越えてこそ、相手の魂に響きます
◎何をするにも、自然に逆らわないようにやってます
◎苦しいときは、自分が刷新されているときです
◎いのちとは生きること。人の役に立つように生きることです
◎料理をするときは何も考えず、ただ心を集中しています
◎手間をかけることは、心をかけることです
◎不ぞろいな野菜のほうが、いい味がすると思います
キリスト教信者の方ですから、抵抗がある方もおられるかも
しれませんが、語り口も柔らかく、わかりやすく、いい話が
多く心にしみいってきます。
初女さんのおむすびは心を立て直す力があるということで
有名なのですが、本の中に、レシピなども紹介されています。
じっくりと読んでみることをおすすめします。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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迷ったときは、とにかく急がないことです。 急がず、慌てず、物事をしっかり見ているうちに、 いい状況になってくることが多いように思います。 行動に移した | 初女さんは、 「人生の岐路でどちらに進むべきか迷ったときは、 しばらくそこにとどまって、状況を見極めることが 必要だと思います。 無理をして行 | 2016-03-25 |
出会いは〝知恵盗み〟のチャンスです。 昔、年上の知り合いから言われたことが強く心に残っています。 「人さまのものを盗むのは悪いことだけど、 〝知 | 青森県弘前市で、憩いと安らぎの家「森のイスキア」を 主催していた初女(はつめ)さんの言葉です。 今日の言葉について、さらにこう言っています。 「気づく | 2016-03-24 |