■今日の「おすすめ本」■
2017年6月19日
- タイトル
- 失敗礼賛 不安と生きるコミュニケーション術
- 著者
- 小島 慶子
- 出版社
- ベストセラーズ (2013/7/20)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
生き抜くコミュニケーション65のヒントを教えてくれる本。
小島さんは、こう言っています。
「「コミュニケーションの上手い人は勝者」という思い込みに
縛られて、人とうまく距離を縮められない自分は誰にも必要と
されていない魅力のない人間なんだ、と落ち込んでしまうの
です。仲間内の人気ランキングで上位に入れないのなら、
自分に居場所はないのだと。
でも、その考え方は間違っている。
人間は商品と違うのです」
例えば、こんなことが書かれています。
◎会話の基本は、相手の「型」を理解すること
◎「ママ友」ゼロは失敗なのか?
◎傷つくって、そんなにいけないことですか?
◎誰もが「歪み」を抱えている
◎ものは言いよう、考えよう
◎「会話上手=コミュニケーション上手」ではない
◎好き嫌いを語る勇気を持とう
◎「採用された=人間的に受け入れられた」ではない
◎世の中は自分ではどうにもならないことだらけ
◎タイプ別コミュニケーションの技術
少し話が長いので、読みづらいところもありますが、言い
たいことはスッキリ書かれているし、小島さんの生き方もわかり、
参考になるコツがいっぱい書かれています。
不安といっしょに生きて行くコツは、リスク管理が大切、
などということも参考になりました。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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悪口ばかり言う人。 「えっ?」「そうなの?」「へえ?」「本当?」と つねに驚き、質問し続けます。 間違っても「そうなんだ」などと同調してはいけませ | さらに、悪口を言う人対策はこれも必要なようです。 「私に誰かの悪口を言っているということは、 次の席にいけば、おそらく私の悪口を言うでしょう。 そ | 2016-07-12 |
コミュニケーション能力が高いというのは、 他者の歓心を買うのに長けているということではありません。 人と人はわかり合えなくて、誤解もたくさんあって、 | 小島さんは、アナウンサー経験、不安障害経験をへて、 こんなことを学んできたそうです。 「何かをすれば、あるいは、人前に出れば、 いいことも悪いことも | 2016-07-11 |