■今日の「おすすめ本」■
2018年11月30日
- タイトル
- アサーティブ―「自己主張」の技術
- 著者
- 大串 亜由美
- 出版社
- PHP研究所 (2007/7/19)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
コミュニケーション術のスキルとマインドを教えてくれる本。
アサーティブとは、協調的で発展的な「自己主張」の技術
ですが、本当に興味を持って話を聞いてもらうためには、
「3つの条件」をクリアしておくことが大事だそうです。
1.「伝えたいこと」がある
2.それを伝える「意欲」がある
3.上手に伝える「スキル」がある
そして、「どうせ伝わらない」「言ってもムダ」
「わかってもらえるはずがない」とあきらめる前に、
「何を」「誰に」「なぜ」伝えたいか、自分の本心に耳を傾けて
みることがまずは必要だということです。
その他、こんなことが書かれています。
○「初対面の人」に言えない
○「よく知っている人」には言いづらい
○「上司」に言えない、「部下」に言いづらい
○「クライアント」に言えない
○「大勢の前」だと言えない
○したいことを「したい」と言えない
○仕事を「頼めない」「断れない」
「交渉がうまくいかない…」「自分をアピールするのが苦手だ」
「言いたいことが言えない。伝えたいことが伝わらない…」
そんな方におすすめの本です。
その他、ビジネス心理なども具体的に書かれていて、プレゼンを
するようなときには、参考になることまちがいなしです。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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余計な言葉が多く、それでいて文章をきちんと 完成させられないのは、しゃべりながら考えているから。 一度、自分が話しているところを録音して、聞いてみてください | この本に、こんな事例が書かれています。 「あのですね、実はですね、今日はですね…」 「…とまぁ、こんな感じで。ひとつよろしく…」 「ですね」「やはり」 | 2014-12-11 |
「巧く話そう」と色気を出すな 相手が知らない人であれ、よく知っている人であれ、 緊張してしまうのは「巧く話してウケたい、評価されたい」 という色気があ | 「巧く話そう」と思うと、どうしても色気を出したくなりますよね。 それと、「どうしても伝えよう」なんて意気込むと。 空回りしてしまうんでしょうね、自分の願いや | 2014-12-10 |
プラスもマイナスも隠さず伝えること。 プラスの情報も、マイナスの情報も、 上司にはつまびらかに伝えることが大切。 言いにくいことほど、相手には重要な情報で | 企画書だけでなく、いろいろな場面で、 マイナスの情報はなかなか伝えにくいものです。 マイナスのことがあるから、この企画は通らない、突っ込まれる、 怒られる | 2014-12-08 |