■今日の「おすすめ本」■
2019年3月19日
- タイトル
- 脳を活かす勉強法
- 著者
- 茂木 健一郎
- 出版社
- PHP研究所 (2007/12/4)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
本で、子どもに勉強を身につけさせたい親や、資格試験を目指す
社会人まで必読の一冊、ということです。
すぐに誰にでもできる「強化学習」は、こんなサイクルだそうです。
ある行動をとる
↓
上達し、ほめられたとする
↓
ほめられる、達成感を得られるなど報酬を受け取る
↓
脳内物質ドーパミンが放出され快感を得る
↓
ある行動と快感が結びつく
↓
再び同じ行動をとりたくなる
↓
どんどんは自発的にやるようになる
こういうサイクルが起こるので、行動した最初の頃は、特に、
ほめること認めることが大切で、「勉強しなくちゃだめでしょ」
「何してるの?そんなにぐずぐずして…」などと、言っては、
ダメだそうです。
そのほか、こんなことが書かれています。
◎脳は何かを達成するたびにどんどん強くなる
◎「タイムプレッシャー」が脳の持続力を鍛える
◎「瞬間集中法」で勉強を習慣化させる
◎集中力を養う「『鶴の恩返し』勉強法」
◎「モダリティ」を駆使して効率的に記憶する
◎あなたも「強化学習」の回路を暴走させて、
能力を開花させることができる
かなり興味深い本で、なるほど脳の働きにそったこんな勉強方法
もあるのかと知りました。もっと、早く知りたかったです。
むずかしい本ではないので、勉強方法について関心のある方は、
読んでみることおすすめします。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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他人と自分を比較することでは脳は喜びません。(略) 脳のメカニズムから考えれば、自分と他人を 比較することはデメリットだらけなのです。 大切なのは、自分自 | 「喜びの感覚」は、脳にとってとても大切だそうです。 この感覚は「楽しい」という感覚とはちょっと違って、 少しでも前に進んでいる、ちょっとでも出来ている、 | 2012-01-31 |
脳の働きの本質は「自発性」です。 脳に何かを強制することは、とても難しいのです。 脳はポジティブな期待やほめられた体験を、 とてもよいものとして受け止めま | 「強化学習」とは、簡単にいうと、自ら行動して、 「できたっ!やった!嬉しい!」と喜んだときに、 脳の中に、快感を生み出す「ドーパミン」という物質が分泌され、 | 2012-01-16 |