ことば探し
★私は、自分自身を信じています★

■今日の「おすすめ本」■

2019年5月9日

 
タイトル
「やさしい」って、どういうこと?
著者
アルボムッレ スマナサーラ
出版社
宝島社 (2007/09)
おすすめ度
★★★★★ ※おすすめ度について
スリランカで生まれ、13歳で出家得度をし、大学で仏教哲学を
学び、その後日本で仏教の教えを説いている著者が、本当の
やさしさとはどんなことかを教えてくれる本。

著者は、やさしさについてこう語っています。
「私たちには「生命からの心地よい刺激」やさしさが必要なの
 です。ご飯を食べるのでも、BGMを流して誰かと話をしな
 がら一緒に食べたいのです。
 私たちが美しい人、格好のよい人、声のよい人、料理が上手な
 人、身のまわりの世話をしてくれる人にひかれるのも、彼らが
 期待通りの刺激を与えてくれるからです。
 やさしさは、私たちの命を支えるために必要な刺激なのです。
 「自分に心地よい刺激を与えてくれる人」は、とてもやさしい。
 そういう人は、自分が生きていくのに欠かせない、とてもあり
 がたい人です。
 わかりやすくいえば、「やさしさ」という刺激は、私たちの
 「命」なのです。
 だから私たちは誰かと仲良くして、しゃべったり、しゃべった
 ことを考えたりして関係ができあがるのです」


例えば、こんなことが書かれています。
 ○やさしさについて誰も知らない
 ○やさしくない世界
 ○本当のやさしさ
 ○エゴの治療法
 ○一切生命の幸福のために


仏教の教えをわかりやすく読み解いて暮れる本で、とても
読みやすい本ですので、本を読み慣れていない方にも
おすすめの一冊です。
読むと何か心が落ち着く感じがします。
この本からのことば 感想 掲載日
「まわりの生命も、幸福になりたいと願っている」 「まわりの生命も、悩み苦しみは嫌ですと願っている」 「まわりの生命も、努力は実ってほしいと願っている」 「 アルボムッレ スマナサーラさんは、仏教哲学者でその教えを 実践している方ですが、まわりの生命、一切の生命について、 こう教えてくれます。 「まわりの生命、 2015-11-10
小さな子供が「お母さん」と呼びかける。 それは、お母さんから何か刺激をもらいたいからです。 それでお母さんは子供に向けて、 「1人でおトイレに行けたの?え そうだなぁ…こんな自然のやりとりの中にこそ、 「やさしさ」があるのかもしれないなぁ…と思いました。 そして、こんな「やさしさ」を、 すっかり忘れてしまって 2015-11-09

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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