■今日の「おすすめ本」■
2019年9月17日
- タイトル
- ココロの筋トレ~ストレスをエネルギーに変えるトレーニング
- 著者
- 最上 悠
- 出版社
- インフォバーン (2004/2/21)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
悩みがちな仕事上の問題やストレスにどう対処するかについてを
世界標準のカウンセリング法からアドバイスしてくれる本。
著者は、こう言っています。
「ストレスという言葉は、日常生活においても「悪の代名詞」の
ように使われています。
けれど、「失敗のなかには、成功の種が埋まっている」という
言葉もあるように、偉大な発見や発明にしても、人間的な成長
にしても、そういった困難を乗り越えるプロセスがあってこそ
生まれてくるという部分は否定できません。
ストレスを抱えていることもそれと同じで、必ずしも悪と言え
ません。ストレスをいわばバネにして、人生に豊かさと潤いを
与えることもできるのです」
例えば、こんなことが書かれています。
◎ものの見方や価値観が偏っていないか
・考え方をちょっと変えるだけで、ストレスは減らすことが
できる
・「もうダメだ」と思うときこそ、成長のチャンス
◎問題を現実的に解決しようとしているか
・行動によって問題解決能力を高める
・ストレスをエネルギーにして、まずは行動しよう
◎適切な人間関係を築けているか
・人間関係が原因、もしくは解決してくれる6つのストレス
・すべてはコミュニケーションのスキルアップから
心理学的な観点からの話が多いですが、具体的な話が多く、すんな
りと読むことが出来ると思います。ビジネスにフォーカスして書か
れていますが、生活場面でも役立つ考え方でもあると思います。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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仕事にかぎらず、目標や理想を高いところに おくのは悪いことではないでしょう。 ところが、その目標や理想にこだわりすぎて、 何が何でも100%の完成度でなけ | 自分の理想に縛られ過ぎると、 その理想になれない自分を否定し、ダメだと思い、 ついには、すべてを諦めたり、力をなくしてしまう… 本来、理想とは、自分がこう | 2008-05-29 |
過去の優れた実績や高い名声、自信を持っていたものが、 去っていったり、忘れられたりするのは辛いでしょう。 人によっては、生きていく価値さえ 奪われてしまう | 過去の自分をどうとらえるか。向き合うか。 あのときはよかった、あの頃は幸せだった… なんてばかり言ってはいないだろうか。 それは現在が、そのとき、その | 2008-04-21 |
人が動くのは評価されたり、納得したときでしょう。 したがって、人を動かす場合には、 「お金さえ払えばいいんだ」「ほめてやればいいんだ」 と考えるのではなく | 「こんなふうに言われたら、気持ちよくやるのに…」 「こんな報酬があれば、しっかりやるのに…」 などなど、人によって「やる気」になるニンジンは違う。 自分に | 2008-04-16 |
過去につらい経験をしたときや激しく落ち込んだときに、 立ち直るきっかけになった他人の一言や、 自分を力づけてくれる「こころのカンニングペーパー」 のような | 自分が落ち込んだときに、自分を立て直してくれたり、 元気づけてくれる「キーワード」を見つけておくことは、 大事で、これがあるのとないのとでは、 全然違うの | 2008-04-14 |