■今日の「おすすめ本」■
2019年10月15日
- タイトル
- 困ったときのコミュニケーション力
- 著者
- 菅原 裕子
- 出版社
- PHP研究所 (2006/10/19)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
している著者が、今の自分のコミュニケーション方法を見つめ直し
「ほんの少しだけ変えて」周囲との人間関係を望むものに変え、
充実した人生にしていくためのコミュニケーションのコツ、ヒント
などを教えてくれる本。
コミュニケーションについて著者は、こう言っています。
◎コミュニケーションには目的があり、その目的に沿った
コミュニケーションをしているとき、私たちは望むものを
手に入れることが出来る。
◎すべてのコミュニケーションの始まりは、自分とのコミュニ
ケーションであり、自分とのコミュニケーションが上手く
いっていないと、他とのコミュニケーションが上手くいくの
はむずかしい。
◎コミュニケーションは技術。訓練すれば上手くなる。
「どうしたらもっと上手く自分を伝えられるか」を考え、
失敗や成功体験を通して学ぶこと。
◎コミュニケーションが苦手と最初から諦めないこと。
例えば、こんなことが書かれています。
1.「人間関係の目的は何か」
《本当に欲しいもの》を知るために
2.コミュニケーションの基礎技術
《心の掛け橋》をかけるために
3.「自己内コミュニケーション」を変える
《観念の拘束》から自由になるために
4.「困った人たち」とどう接するか
《心理ゲーム》を避ける方法
5.聞き上手になる
《あなたが望む関係》をつくるために
6.伝え上手になる
《言いたいこと》を言葉にするために
コミュニケーションに自信が持てない方、苦手だと思っておられる
方、これからもっとよりよい人間関係をつくっていきたいと思う方
におすすめの本です。
実例なども豊富に書かれていて、わかりやすいと思います。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
私たちは、自分の中でいろいろなことを考えています。 ところが、それを素直に人に伝えることはあまりありません。 「そんなことを考えていると知られるのは恥ずかし | 人は、何かを伝える前に、 「どうせ、伝わらない」「うまくいえない」などと思い、 結局伝えないことが、とても多いのだそうです。 伝えないから、当然伝わらない | 2013-04-23 |
ある女性が、同僚との関係で悩んでいました。 愚痴とも思える話を散々聞いた後、私は、 「あなたはどうしたいの?」と尋ねました。 しかし、彼女は黙っています。 | 親しい人、大切な人と、ちょっとしたことで仲違いすることは 誰もが経験していることではないでしょうか。 そしてそのことは、なかなか頭から離れず気になります。 | 2013-04-04 |
両者の関係の目的が 「目標達成のための友好的な状態でいること」 であっても、咄嗟のコミュニケーションが 「自分が間違っていないことの証明」に なってしま | この本では、大切なコミュニケーションをとるときには、 「何のために、このコミュニケーションをとるのか」 という本来の目的を意識し確認して、それを忘れず、 | 2009-12-09 |
できていないことに焦点を当てて 「なぜできないのだろう」 と自分を責めると、やる気を失ってしまいます。 反対に、できていることに焦点を当てて、 「何 | 「あれもできない、これもできていない…、 ダメだなあ…、なんでできないんだろう…」 などとできないこと、できてないことを数え始めると、 確かに、がっくり | 2009-12-08 |