■今日の「おすすめ本」■
2005年11月26日
- タイトル
- ほんの小さな「心くばり」で人生は変わる
- 著者
- 樺 旦純
- 出版社
- 大和書房
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
心くばりや、人間心理について教えてくれる本。
著者はこう言ってます。
「ここ数年、老若男女を問わず、「自分さえよければいい」
「他人には無関心」「迷惑をかけても知らん顔」といった人たちが
さらに増えているように思います。
それでなくても、バブル崩壊後、官僚や政治家の汚職事件や
金もうけのための福祉事業などがクローズアップされました。
景気の低迷で、リストラや失業者は急増し、とても他人のことなど
考える余裕などないかもしれません。
しかし、先行き不透明な時代だからこそ、他人に対する心くばりが
必要になってくるのではないでしょうか」
例えば、こんなことが書いてあります。
●心のゆとりがなければ、他人を思いやることはできない
●人は誰でも「自分自身」にもっとも関心をもっている
●小さな約束を守る、その積み重ねが信頼関係を築いていく
●他人の自慢話、昔話、説教を好む人はいない
●「聞き上手な人」が得られる3つのメリット
●相手の欠点を1つ見つけたら、長所も1つ見つけだすこと
などなど。
短めの話しで、とてもわかりやすい事例をとりあげています。
また、その1つ1つの話しに、心理法則が書かれていて、
その事例のポイントをしっかりと教えてくれます。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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日本人は、「がんばる」という言葉がすきです。 「がんばろう」「がんばらなくちゃ」 「がんばってください」 ガンバリズムとも言われるほどに、 どんな場合で | この本では、こうも言っている。 がんばってという言葉を、 「ふだんは何げなく聞いている言葉でも、 「がんばらなくちゃ」と本人が思っている時、 繰 | 2007-11-01 |
結論を先に述べるのを「アンチ・クライマックス法」 といい、この話し方を好んでする人は、 論理的かつ合理的な考えの持ち主だといえます。 一方、あまり重要 | 結論が先の「アンチ・クライマックス法」は、 男性に多く、時間が貴重なビジネス場面では、 ほとんど、「アンチ・クライマックス法」で、 前置きが長く結論が後の | 2007-07-03 |
「こんな約束」 ぐらいで、人は信用を失う。 | 悲しいことだが… 「約束」に対する重みは 人それぞれ違う。 自分にとってはとても大事な約束でも、 他人にとってはそれほどでないこともある。 男女で | 2005-09-09 |