■今日の「おすすめ本」■
2005年12月26日
- タイトル
- ハッピーエンド・コンプレックス
- 著者
- リー・モリカル
- 出版社
- 集英社
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
悩める女性たちのために、書かれている本です。
『目指す場所に「到達」していないばかりか、どこを探したら、
それがあるのかさえわからないでいる女性たち。
「到達」はしたものの、そこがしんどい、当てはずれであることに
気づいた女性たち。
マスコミが描く「現代の理想の女性像」にピッタリと当てはまると
自分でも思いながら、それでも、気持ちの動揺や疎外感を
感じている女性たち。
昔ながらの女性の生き方に戻りたくない。
でも、新しい生き方もうまくいってはいないようなのです。
どこで折り合いをつけたらいいのでしょう』
ああ、なるほど、そうだなぁ…と思うような身にしみる知識や
考え方がいっぱい書かれているとてもいい本だと思います。
学ぶところがいっぱいあります。
今の生き方に疲れたら、一息入れるために読んでみてはいかがでしょう。
女性の方に一読をおすすめします。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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拳を固めて生きたり、私の人生と、 「私」が投入したすべてのものに、 しっかりしがみつくのではなく、 握りしめていた拳をゆるめ、 手のひらを開き、 | 拳(こぶし)を堅く握りしめていては、 体全体に力が入り、体が堅くなり、 何も受けつけず、寄せ付けない。 そして、何もつかむことができない。 堅く握っ | 2005-12-11 |
よい生き方をした人生はつねに、 競争でなく旅です。(略) 競争もあれば、 ゆっくりと歩くこともあり、 長いおしゃべりもあり、 曲がり角ごとに驚きが | 自分が、「生きている時間」だと、 言えるときってどんなときだろう… 何かをしているときだろうか、 何かを感じているときだろうか、 誰かといるときだろ | 2005-06-04 |
「自分以外はみんなすばらしいことをしている」 他人はみな思いどおりにやっていると信じこむと、 今度は自分のアラを限りなく探しつづけることに なりかねま | 自分以外は、みんなうまくいっていて、 楽しそうに見えることがある。 「いいなぁ、羨ましいなぁ…」と思わず、 立ち止まってしまう。 切ないが、そう思う | 2005-04-19 |
ハッピーエンドにせよ成功にせよ 信じて悪いことは何もありません。 問題が起きるのは、次のようなとき。 ●あなたにとってのハッピーエンドが何なのかを | 「ハッピーエンド」って、 どういうことを言うんだろうなぁ… とっても幸せな始まり? とっても幸せな終着駅? いつに感じることなんだろうなぁ… ハッ | 2005-01-15 |
他人と結びつくことのできる唯一の方法は、役割対役割ではなく、人間対人間の結びつきです。 | 役割という簑に隠れて、自分の本当の想いや、人間性を出さない人は結構いる。役割でいた方が、自分をさらけ出す必要もないし、その役割に従って生きていればいいので、楽な | 2004-11-08 |