■今日の「おすすめ本」■
2005年12月22日
- タイトル
- 強みを活かせ!
- 著者
- ドナルド・O. クリフトン , ポーラ ネルソン
- 出版社
- 日本経済新聞社
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
「自分の弱みを見つめたり、直すことに時間を費やすより、
自分の強みを活かそう」と提案しています。
自分の弱点を知り、それを補う、対処することは大切な事
だけれども、それに囚われるあまり、自分の強みを活かせ
なくなったり、そのことに時間をとられるのは無駄である、
と言っています。
そして、欠点や弱点をなくして
「スーパーマンのような人間になろうと考えないのが
賢いことだ。どんな仕事にも手をつけようとするのでは
なく、これと決めた強みを大事にすることが自分を
頂点に導いてくれる道のりだ」
さらに、
「苦手なことにはこだわるな」
と教えてくれます。
自分の強みを見極めるには、次ぎようなことに気をつけて
見る必要があるといいます。
◎意欲があるかどうか
そのために自分がどんなことに意欲がわくか、本当の
自分の意欲に耳を澄ますこと
◎充実感があるかどうか。
「それをすることが楽しい」かどうかが感じられるかどうか。
◎飲み込みが早いかどうか
飲み込みが速いなら、それが得意と考えていい。
逆につぎようなことがある場合は、それが苦手、或いは
弱点かもしれないと言っています。
1.自分のパフォーマンスを守ろうとする
2.意固地な態度が増幅する
3.飲み込みが悪い
4.何度繰り返しても進歩がない
5.プロセスのステップを考えあぐねる
6.仕事の現場での自信の減少
7.活動について将来展望がない
8.活動の最中に燃え尽きてしまう
自分の強みを活かしたいと、本当に思う方におすすめです。
とても参考になると思います。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
人間関係は約束を一つずつきちんと守ることによって築かれる。 心理学者のフランク・ブラウンは、責任を果たすという観点から、 成熟した人間関係を次のように説 | 「約束を守ること」「言ったことはやる」 こんな当たり前で、基本的なことを、 時間がない、お金がない、忘れた、何となく抵抗がある、 本当はイヤだ、やりたくな | 2013-12-12 |
もし何かをするとき飲み込みが速いなら、 それが得意と考えてよいでしょう。 飲み込みの速さに対する感覚は一般的に、 「どんなときでも、そのこなし方がわか | この本は、 「自分の強みを活かそう、強みで勝負しよう」 と徹底して、提案している本ですが、 この「飲み込みの速さ」にとても注目しています。 好きなこ | 2005-11-14 |